なんかさ、東証は必死こいて売買代金増やそうといろいろやっているけど全部裏目になってると思うんだよな。値幅制限拡げたのだってS高になるのが難しくなって全体の雰囲気の盛り上がりみたいなものがなかなか起きなくなっているでしょ。ホント東証の奴ら馬鹿だよな。あと一番はアロヘだよ。外資のケツ舐めてアロヘにしたけど売買代金まったく増えてないでしょ。つーかさ、機械が有利なやり方を導入すればそりゃどんどん寂れるって。アルゴインチキとかマジでやる気なくすから。やってることが明確に汚いんだよ。アルゴは出した注文を10秒間取り消せないとかしてくれないかな。今のインチキぶり酷すぎるんだよな。結局市場がすべきことは参加者全員に公平な場を提供することだと思う。ただそれだけを粛々とやっていれば、株で大儲けしましたみたいなヒーローが出てきて、株式市場だって盛り上がって来るんじゃないの。フェアだったらいくらでも良いんだけどさ、汚いインチキ野郎と戦うのはかなりしんどいわ。ほんとそのうちアルゴしかいなくなっちゃいそう。
日経新聞を読んでいたらおもしろい本を見つけてさ、著者に届いた感謝の手紙を公開しているんだけど、これなんの本だかわかる?
「おだやかになったね、といわれるようになった」
「営業の仕事がたくさんとれるようになった」
「気乗りしないお誘いも、断れるようになった」
「仕事の面で、迷わなくなった」
「会いたかった人から、連絡がくるようになった」
「なぜか3キロやせた」
「自分が持っている力に気づけるようになった」
これ部屋の片づけ本なんだよね。すっごいでしょ。強引なドリブル来てるでしょ。はじき飛ばす奴。ちょうど衣替えの季節だし部屋も散らかってるしってことで買ったんだよね。読んでみての感想。おもろい。僕はいわゆる片づけ本を今まで一冊も読んでいないから、この本で書かれている片づけ理論というのが、今までの焼き直しであるのか斬新なものであるのかがよくわからないのだけども、すごく面白かった。あとこの子はメジャーと思しき片づけ理論には大体反論しているから既存の片づけ理論とは一線は画しているっぽい。ただ、そこらへんのことは僕にはよくわからない。
なんかね、この著者の女の子が本当に片づけが大好きなんだってことが凄くよくわかるんだよね。自分でも私は片づけの変態ですとか告白しているし、後書きの1行目は「先日片づけしすぎて病院に搬送されました」だからね。片づけに対する愛がさ、フェイクじゃないってのが凄く伝わってくるの。自分の中での片づけ理論が完成されるまでの苦悩話とかさ、片づけの世界にもこんな世界観があるのかとかちょっと感心しちゃったんだよね。で、この本は片づけのメンタル部分を最重視してるのね。このあたりとかオリバーペレスの名著「デイトレード」チックなんだよな。この著者の子は僕もタイトルだけは聞いたことのある「捨てる技術」と出会ってから片づけキチガイになったらしくて、物に対する執着からいかに解き放たれるかを重点的に指導しているんだよね。このあたりの理屈って今まで触れたことがなかったから僕は凄く新鮮に感じたし、物に対する執着からの解放って素晴らしいことだと思う。ときめきですべてを判断するとかさ、言われてみればその通りなんだよな。この本、僕は結構面白いと思った。おすすめ。
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