そろそろ蚊の季節ってことで水性蚊取りを炊いているんだけれども、全然効かないもんだから業を煮やして新世代蚊取りと謳われヨーロッパで馬鹿売れらしい(ホントか?)ブラックホール蚊取りの類似品のトラップ蚊取りを思い切って購入。一万円。amazonで買った。
仕組みは発光ダイオードと光触媒の二酸化炭素発生装置で蚊をおびき寄せ、上部の穴に入れば最後、高速で回転するパソコン用ファンに飲み込まれ下部の網格子から出られなくなるというもの。物凄く合理的に蚊を捕まえるシステムに惚れて大枚はたいたんだけども、購入から一週間、いまだに一匹も捕まえていない。よくよく考えたら我が家に蚊が舞い込むのは一週間に一度程度だし、ブラックホール蚊取りの紹介ページなんかを見ると牧場なんかで牛のために使ってたりするんだよな。家庭用に玄関前に置くような代物じゃないらしい。少なくとも玄関にこんなビジュアル的に物騒そうなモノを置いてると普通身構えちゃうよね。
「あれナニ?」
「ん、ああ、あれはブラックホール蚊取り。蚊の墓場。」
「ふーん・・・」
蚊の墓場って部分でカッコつけようと抑揚抑えて話したりしたら、それさえ見透かされて二重に馬鹿にされそうだわ。やめとこう。
んで、まぁそうなってくるとどうにもコイツで蚊を捕まえたくなってきて、それこそ沼地や竹やぶなんかに一晩設置してみたい欲求に悶々としてきた。紹介ページなんかを見ると蚊が佃煮みたいになってる勢いで捕まってて、今やそれが僕の憧れになりつつある。ヤブ蚊を佃煮にすることにヤブサカでないなんちゃって。とにもかくにも、蚊の墓場と気取りたい人や蚊を佃煮にしたい人にはおすすめ。いないか。