ブログ ぱりてきさすのトレード日記: アメリカの悲鳴

2008年03月07日

アメリカの悲鳴

アメリカが急落でCMEが直滑降。木曜の上げは完全なるはめ込み。酷いよなぁ。最近のアメリカは糞指標でも下げずに、根も葉もない噂で爆上げするという歪んだ状態だったので、何が起きてもおかしくなかった。買いポジは判断が甘かった。

これを書いているのは本当は土曜なんで、金曜のアメリカを見た上での意見なんだけども、最近のFRBは株価を支えるための手段を選んでいない。その姿勢は日本政府も見習って欲しいところなんだけれども、いかんせん株価を支える水準が高すぎだったのではないか。ダウなんかを見ても11000$近辺まで自由に落ちたあとから、必死の下支え政策をスタートした方がベターだったように思われる。金利引下げという株価急騰の魔法を唱えるために必要なMPがあまり残っていない今、もし突発的な何か大きなアクシデントが起き、ブラマン級の急落が起きたなら、ろくに受身も取れないトンでもない状況になるだろう。市場はある意味、騙しあいのゲームだ。そしてその中心にいるFRBは序盤から有力なカードを切りすぎた。またそのことを市場参加者の誰もがすでに知ってしまっている。2000億ドル注射でも株価を支えきれなかった昨晩のアメリカを見るにつき、本当の地獄がまもなく始まりかねないという、ただならぬ予感がしてしまうのだ。

さて、ザラ場についてなんだけども、虎年さんでも触れられてるように、またどっかのファンドが吹っ飛んだのかなぁ。物凄い売られ方している銘柄と訳のわからない買われ方している銘柄が混在してた。まんまソシエテジェネラルショックのときと同じ雰囲気。来週はMSQも控え、かつてない波乱含みの一週間になりそう。なんなら完全サボタージュしたほうがいいような気もする。

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posted by ぱりてきさす at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | デイトレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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