W杯ですが木っ端微塵にやられましたね。あちこちで戦犯探しが始まってますが、一番の戦犯はマスコミでしょう。冷静に日本の戦力を考えればこの結果は順当だったと思うし、変な期待を煽りすぎだったと思います。ただ、日本があまりに不甲斐なかったことは事実でしょう。各国の予選をひと通り見ましたが、日本の試合が一番つまらない試合をしていました。必死さがまったく感じられない気の抜けた試合ばかりだったと思います。
今回の予選でのベストマッチを一つ挙げるのなら、俺はサウジVSチュニジアを挙げたいです。両者ともに恐らく実力では日本に劣る戦力であるにも関わらず、必死にボールに喰らいつく様子には胸打たれるものがありました。互いに120%の力を出し合った素晴らしい試合だったと思います。
こういう試合を日本代表も見せてくれれば、くだらない戦犯探しなんか始まりようもなかったと思うのですが、「試合を楽しみたい」などとのたまった上でまったく結果を出さないのであれば、非難を浴びるのは当然かもしれません。プロスポーツはなんだかんだ言っても見世物であって、わがままな観客の気まぐれな評価がすべてであるのですから。