家に帰ってから読み進めると、最初の縄文時代こそつまらない内容であったが、巻を進めるごとにどんどん面白くなってくる。早く続きが読みたくて仕方がない。それからの僕は今まで以上にピッチを上げて、マンガ日本の歴史と引き替えにスタンプをゲットしていった。そしていよいよ最終巻。背表紙にはたしか「戦後の日本」とか書かれていたと思う。見開きを開けるとそこには空襲によって一面の焼け野原になった東京の姿があった。遠くには富士山が今と変わらない姿で鎮座している。僕はこの写真を見たとき、滂沱と涙がこぼれ落ちてきたのだった。その前年に僕は親に連れられてディズニーランドに連れて行ってもらっていた。東京の街を僕は知っている。たくさんのビルが立ち並び、見たことのない数のホームに電車がひっきりなしにやってきていた。そんな東京の街がかつてはこんな焼け野原だったのかと知って、僕は感極まって泣いてしまったのだった。マンガ日本の歴史の最終巻は日本の戦後の復興を足早に描く。東京五輪と新幹線開通。高度経済成長にG7。写真撮影で居並ぶ各国の首脳の中に有色人種は日本人だけだ。僕はこんな日本という国の末席にいるのだ。なんて誇らしいのだろう。そんな気持ちで胸が一杯になった。戦争に負けた日本は見事に復興して見せていた。
今、なぜこんな思い出話をしているかといえば、それはもちろん今回の大地震を目の当たりにしたから。大津波によって風光明媚な港町は瓦礫の山と化した。多くの人々の命も失われた。だが、テレビは悲惨な映像とともにこの苦難の中で崇高な精神を発露する多くの人々の姿も映し出していた。混乱の中で整然とある姿。命がけで事に当たる人々。それぞれがそれぞれに出来ることを粛々としている姿には胸を打たざるを得ない。僕がただ吹き上がっちゃっているだけなのかも知れないけれども、やっぱり特別なことだと思うんだよ。僕は少し前まで疑っていたのだけども、翻すことにした。信じる。日本はよみがえる。何度でもよみがえる。
わたしもそう思う。
今よりもっともっとよくなってよみがえるんだよ!
日本最高
今きっと多くの人が同じ想いで戦ってるんだと思います。
日本は必ずよみがえる!
誇りに思っています。
皆で頑張ろう!
日本って素晴らしい。
あまりに共感できたので、勝手にブログで紹介させていただきました、すみません。(´・_・`)
悲観的になるのはごもっともだと思います。
以前、「アメリカを試しに売ってみます」と言って、今も売りのままです。
実生活から申し上げますと、私は某寿司やで働いております。地震発生から計画停電になるという日から売り上げが半減してます。現在、停電中は営業をしないで、電気がつくようになったら営業という感じで営業しています。お客様も車での移動を控えていたり、計画停電に影響を受け、外出を控えていると実感してます。今後、お店も人件費を節約するために、パートの方のシフトをカットしていくのは確実で、
こういうことが起きるということは、ほかの会社でも同等のことが起きると簡単に予想されます。そうなると、給与の少ない人は外食を控えるようになるし、外出自体を控えるでしょう。となれば、企業の売り上げも減少するのは自明の理であり、売上も下がり、給与も下がることは間違いありません。
現在の景気対策は、いち早く現在の電力不足を補うための発電所を作ることは急務で、これ以外のことに力をまずは使うべきではありません。心臓部である、都心の心停止は日本全体を悪化させる一方です。
パリテキサスさんの心配をまず解消する最初の事象は、発電所が完成し、電力供給をできるようにすることでしょう。
そうなれば、まずはひと段落となるはずです。
しかし、今後ものすごいインフレになると一部で考えられていることから、今回の災害から大恐慌になる可能性は否定できません。にんげんの想定を超す値動きは必然ですから、また災害が起きるかもしれません。
長文になりましたが、都市部の計画停電終了まで悲観で間違いはありません。
個人的に、地方の土地を購入するが吉だと思います。いち早く食糧の根幹である土(土地)を仕入れ、インフレに備えたいです。
駄文拝見ありがとうございました。