ブログ ぱりてきさすのトレード日記: リスクコントロール

2010年11月29日

リスクコントロール

少し前にリスクコントロールの話をしたけれども、僕のリスクコントロールに対する私見の続きをば。その時も書いたけれども、僕は相場観で負けるのは仕方がないことだと思っている。それは未来は誰にもわからないものだから。未来がわかるような口を叩くのは、およそ下手くそと詐欺師ばかり。未来は誰にもわからない以上、相場観で負けるのは仕方がないことなんだよ。その代わり、リスクコントロールで負けるのは絶対に許されないことだと思うんだよな。なぜならリスクコントロールは完全に自分で設計出来るものだから。この部分での負けはあってはならないことだと思う。良くあるパターンでさ、相場観で負けて頭に血が昇っちゃって我を忘れて大ロットに手を出して爆死。みたいなのがあるけれども最悪のパターンだよね。相場観で負けるのは仕方がないんだよ。でも、どんなときもリスクコントロールだけはやり遂げなきゃいけない。

んで、リスクコントロールとはなんぞやって話になるのだけども、どれだけリスクを取れるかというのは各自全然違うから、リスクコントロールも千差万別なんだと思う。例えば実家がボンボンだったらいくらでもリスクは取れるはず。最後はスネを囓れば良いんだからさ。ボンボンやその反対に囓るスネがない人、兼業で毎月収入がある人、専業で収入源が株のみの人、若い人、お年寄り、みんなそれぞれ取れるリスクって変わってくると思う。だからまずは自分はどれだけのリスクを取ることが出来るのかをしっかり考えなきゃいけないと思うんだよな。

僕のケースで言うと、僕は19歳から株を始めたのだけども、当時の収入は手取りで350万くらいあったのね。だからもう初期の頃は無茶張りを何度もしてた。運が良いことに信用口座を開いていなかったので、たいして大損はしなくてすんだのだけども、多分このころ信用口座を作っていたら911で完全退場していたと思う。その後、りそな救済後の銀行株相場から信用口座を開設して、全力二階建てでみずほを買いまくったりしていたんだけども、資産が2000万円を超えたあたりから全力二階建てが怖くて出来なくなったんだよね。2000万とか働いて作るには大きすぎるお金なので、僕はびびってしまってそこでチキンレースからは完全に降りた。それ以降はコツコツ主体のトレードで1銘柄に対する総量規制も作って不測の事態が起きても大丈夫な様に、リスクを自分で設計するために心血を注いだ。だからさ、その後の新興大バブルとか、僕が下手くそなのを差し引いても大きくは乗っかれなかったんだよな。周りの人たちは物凄い勢いで資産を増やしていくのに自分はうまく乗れずに凄く焦ったのを覚えてる。でもさ、その後リスクコントロールがきちんと出来なかった人たちは、みんな儲けたお金を全部返上しちゃっていたからね。チキンレースに早降りして、リスクコントロールが出来る体になっていたことが今に繋がっているのだと考えれば、それは結果的には良かったのかも知れない。

リスクコントロールが出来ない人は、必ずどこかでバーストしちゃうんだよね。それは未来は誰にもわからないものだから。必ず不測の事態は起きるから。リスクをコントロールすればこそ、不測の事態にも耐えられるんだよ。自分自身の置かれている状況を見つめて、自分はどれだけのリスクを取ることが出来るのかを導き出さなきゃいけない。チャートやファンダを研究することも大事だけれども、このリスクコントロールの部分を研究することはもっと大事なことだと僕は思う。じゃあ、リスクコントロールって具体的にどうすりゃいいのって話になるのだけども、これは凄く簡単な話だ。ロットを下げること。これだけ。ヘッジとか所詮は弥縫策。ロットを下げることでしか、リスクコントロールは究極には実現出来ない。そう思う。




posted by ぱりてきさす at 21:51| Comment(12) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つまりリスクコントロールとはなんぞでしょうか?
Posted by つまり at 2010年11月29日 21:56
今日引けてから、まさにその話を友人としていました。

リスク管理とは?みたいな。
投資に絶対はない。何が起きても、0%でない限り起こりえる。
死ぬ気でもなんでも、働いて貯めれる額まではリスクとってもいいけど、それ以降は絶対に管理しないといけない。
でも、どこかでリスクを負って勝負しないといけない場面もある。

ちょうど同じような話をしていたので、つい書き込んじゃいました^^
Posted by もっち at 2010年11月29日 22:12
大きなドローダウンを経験せずにそれを悟れたってのは素晴らしいですね。
普通はみんな高い授業料を払うんだけれど。
Posted by ろんどんありぞな at 2010年11月29日 22:32
ぱりさん、こんばんは。「未来の株価なんて誰にもわからない」「資産が数千万円を超えてから、一銘柄に大きな金額をつぎ込まない売買になった」。これらのお話は、かの有名なcisさんも同様のことをおっしゃっていました。私も、いつかcisさんやぱりさんのような大物相場師になりたいなあ。
Posted by wanwan at 2010年11月29日 22:34
マーケットの魔術師に出てくるトレーダーの中にもロットの重要性を説いている人が多いですよね。口を揃えて「できるだけロットを小さくするんだ」と言いますね。
私が凄いなと思った人はBNFさんでしたね。面識はありませんが、2ちゃんに書き込んでいた内容を読んでみると、物凄く分散していて現物のみのトレードでしたから。あんな銘柄数を1人で管理するのは天才のなせる業でしょうけど、あのトレードはリスクコントロールの真髄ですね。
Posted by COZY at 2010年11月29日 22:41
う〜ん、いろいろ考えさせられました。本1冊分以上の価値がある文章です!
Posted by ヤングリタイヤ at 2010年11月30日 00:10
基本と思っていてもなかなかできないリスクコントロール、改めて考えさせられました。

ブログいつも参考になります。
Posted by なべ at 2010年11月30日 01:20
これは奥深い内容ですね。たとえば、5000万運用していて1銘柄100万円までの投資と決めていても、5000万のうち5000万を日本株に費やすのか、それとも、1000万は預金1000万は海外株1000万は金、残りは日本株・・・というように分けるのか。

つまり、リスク管理には、各トレードにおけるリスク管理とポートフォリオ形成におけるリスク管理の2つがあるわけで考えさせられます。世の中の人には株式投資は博打といって批判し現預金だけの人もいますが、現預金のみも国が破綻したりインフレになってきたら紙屑になるのでひじょうにリスクの高い投資行為かもしれません。
Posted by lynax at 2010年11月30日 02:09
>現預金のみも国が破綻したりインフレになってきたら紙屑になるのでひじょうにリスクの高い投資行為かもしれません。

まさにそうだと思います。
Posted by Tyun at 2010年11月30日 03:00
正直な話、
この手のリスクコントロールネタは大して意味ないと思います。

結局トレードは手法の優位性で決まるものだからです。
しかし、手法の優位性に関しては殺されても喋りたくないわけで、そうすると次に何を書くかは、マネーマネジメントとメンタルコントロール。当たり障りの無い事しかかけない時点で意味ないのです。
Posted by ジャガー at 2010年11月30日 22:01
>>つまりさん
レバレッジとの向き合い方ですね。

>>もっちさん
僕もちょうどこういうことに向き合わないといけないことが周りであったので、今回記事にしてみました。
僕もいつも悩んじゃいます。自信がある局面でどこまで勝負していいのか。でも、やっぱりもう勝負はしないんですがw

>>ろんどんありぞなさん
僕も小さな授業料はたくさん払わされちゃいました><

>>wanwanさん
こんばんわ。絶対にわからないものにどうアプローチするのかなんですよね。投資行動ってつまりはそう言うことなのだと思います。

>>COZYさん
BNFと課長の2chでの書き込みは本当にためになりましたよね。僕もあそこからたくさんのことを学びました。

>>ヤングリタイヤさん
ありがとうございます^^

>>なべさん
ありがとうございます^^

>>lynaxさん
おっしゃるとおりだと思います。

>>Tyunさん
^^

>>ジャガーさん
裁量トレードにおいて人の手法とやらをパクることなどほぼ出来ないと僕は思っています。ですがリスクコントロールは簡単に真似出来ます。そして、リスクコントロールはトレードをする上で絶対に必要なスキルだと僕は思いますが。

Posted by ぱりてきさす at 2010年11月30日 22:14
ぱりてきさすさんのハイパーインフレ対策を教えてください。
Posted by さとー at 2010年12月02日 02:01
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