ちきりんさんのこの記事が最高におもしろい。まったくその通りだと思う。経済成長ができないのならば成り上がりができる社会を指向しなきゃ駄目だよな。またそういう成り上がり社会が実現すればアメリカのように新しい産業が時代の寵児たちによって創出されて行くのだろう。それによって経済に新陳代謝が起きるはず。かえすがえすもホリエモンという逸材を失ったのが残念でならない。あの時、社会が流動性を認める方向に動いていたならばとつくづく思う。
でも、ちきりんさんとこのグラフの構図ってまんま中国にも当てはまるよな。中国の経済成長が止まった時に、戦争をかなりの確率で始めてしまいそうで恐ろしい。少し前に日本終了宣言をしたけれども、ハードの一条兼定で全国統一余裕の信長の野望キチガイとして、この局面をどうすれば打開できるか考えてみた。「日本は中国の民主化を応援する」と宣言しちゃえば良いんだよ。数年前に中国で反日デモ祭りって起きていたよね。あの当時外相は麻生太郎だったんだけども、麻生はアメリカのWSJに「中国の民主化を待望する」という内容の寄稿分を書いたのね。そしたらピタリと反日デモがなくなったの(当時マスコミではこの寄稿分やその効果はほぼ無視されていた)。つまり反日デモの内実は反政府運動のガス抜きなわけで、反日運動の矛先である日本が民主化を応援なんて言い出したらガス抜きにならない。むしろ危険とのことで中国当局が反日デモをやめさせたのだと思う。僕はこの麻生の戦略に少し感動して、京都の国際会議場に麻生が講演に来たときに行って、質疑応答コーナーで寄稿分のことを質問したのね。そしたら、ニカッと笑って困ったなぁって顔をして話をはぐらされたんだけども、その表情からは意を十分に汲めた。こういうのを外交って言うんだよな。
日本は中国に対して民主化を応援するというポーズを取らなきゃいかんと思う。中国にとって唯一のアキレス腱はこの民主化問題だと思う。この部分を上手く手綱を持って捌かなきゃ、中国の経済停滞時に日本に戦争を吹っ掛けられちゃいそう。いろんな嫌がらせは受けるだろうけれども、この手綱だけは放してはいけないと思う。
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中国は日本の経済の肝を握っています
中国対策をどうすればいいかと悩んでいました
勉強になりました
ありがとうございます
こないだのおすすめ英語ありがとうございました〜!
>>まさん
やってないです。