ブログ ぱりてきさすのトレード日記: 成功について

2010年09月16日

成功について

なんか最近、「お前のブログを読むと憂鬱になる」みたいなことをあちこちで言われて、今日は元気が出る話をしようと思って、成功するにはどうすれば良いかという話をしようと思う。僕の成功なんて本当に生煮えのしょっぱいものだけども、普段成功について考えていることをまとめてみました。成功の定義については話が散漫になるんで触れません。

成功した人たちの中にはたとえば慈善活動に手を出す人たちがいるけれども、そういうもののいくつかを見て思うのは、凄く非効率的で言ってしまえば無駄な慈善活動をしているように感じてしまうことがある。なんというか、ザルで水を掬うかのような慈善活動に意味があるのかと思う。じゃあ、お前の考える効率的な慈善活動(慈善活動という言葉を最初に使っちゃったから、ちょい意味合いがずれちゃってしまっている気がするけど、「正の行動」みたいな意味合い)って一体なんなんだという話になるわけだけど、僕の考える効率的な慈善活動っていうのは、成功した人間がいまだ成功していない人間にチャンスだけを与えることだと思う。なぜチャンスだけを与えるのかと言えば、なんでもかんでも与えてしまうとお互いに不幸になってしまうから。

このシステムはもちろん対になっている。そしてそれはいまだ成功していない人が何をすべきかという答えにもなっていると思う。いまだ成功していない人は、努力したり自身の能力を高めるなどして、あとはもうチャンスさえ与えられればいつでも成功できるというポジションにつねに立っていなければならない。これができていない状態でたとえチャンスが与えられても、それは活かすことができないから。チャンスが与えられればいつでも成功できるよう、そのチャンスが死にチャンスになってしまわないように、つねに自分を高めていなきゃいけないと思う。

少し前にオカルト話をしたときに、運は人が運んでくるという話をしたけれども、それと少し似ている。天与という言葉があるけれども、チャンスは完全に人与なんだよね。そのことを念頭に考えて、この与える者と与えられる者との正の連鎖の中にいかに自分を組み込むかだと思う。僕なんかまだまだ人にチャンスを与えられるような立場の人間じゃないし、これからももっともっとチャンスが欲しい側の人間なんだけれども、こういう正の連鎖ってこの世界には歴然とあるから、その連鎖をイメージして、自分もその輪に繋がるべく行動を取っていればチャンスはいつか与えられ、そのチャンスはきっと活かせると思う。最小不幸社会とかロクでもないと思うんだよな。努力しているにもかかわらず、チャンスだけに恵まれていない人間のみが救われる価値がある。僕はそう思う。そして、「成功した人間はチャンスのみを与え、いまだ成功していない人間はチャンスだけが必要な状況にまで自身を高める」そういう仕組みで動く社会はきっとより多くの幸福を産むに違いないと思っている。



posted by ぱりてきさす at 22:34| Comment(10) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チャンスさえ与えられればいつでも成功できるというポジションに立つための努力の方法が分かりません。どう努力すれば良いか。特にぽんさんを見てると、みんなそれに悩んでる気がします。
Posted by ぽんさんマジぽんさん at 2010年09月16日 22:43
なんか最近、「お前のブログを読むと憂鬱になる」みたいなことをあちこちで言われて、

毎回ブログとても面白いですよ
株以外の内容もいつも楽しみにしています
Posted by あ at 2010年09月16日 23:22
ぱりてきさすさんからは私はチャンスを頂きましたよ。
2年前の3月オフ会でぱりてきさすさんが隣に座らなかったら株続けていなかったでしょう。
私はそのこと一つ取っても、ぱりてきさすさんには感謝しております。
Posted by むら☆ at 2010年09月16日 23:23
素晴らしい意見だと思います。
災害時は別としてアホに金や物をあげても余計にぐうたらするだけだろうし。

P.S.
×座頭一○座頭市ですね。失礼しました。


Posted by Yotty at 2010年09月16日 23:31
チャンスかぁ.
実は色んな形でチャンスを貰っていたのかも….

でもそれに気づいていない.
まさにチャンスを得る権利があっても,それに見合った能力が備わっていなかったのかも….

タラタラしてる人生を送っちゃいけないですね;
一日を大切に.何度も思っていてもすぐに無駄にしてしまう.
困ったもんだなぁ;;
少しでも意味のある一日が増えるよう頑張ります!
Posted by こころ at 2010年09月17日 01:50
こんにちは、私も人と話すと、暗い気持ちになると言われることが多いです。(笑)実は、本当に真実のことを言ってしまうと、人は希望というエネルギーを失ってしまうからなのかなと思うこともあります。案外、知らないことが、何かを信じていることが、幸福の秘訣かもしれませんね。あらゆることを疑い、あらゆることの原理を知りたがるなど、ロクな結果にならないような気もします。
Posted by die and die at 2010年09月17日 12:19
いやほんと素晴らしいこと書いておられますね。
全くもってそのとおりだと思います。
Posted by たたん at 2010年09月17日 15:16
いやほんと素晴らしいこと書かれてますね。

全くもってそのとおりだと思います。
Posted by たたん at 2010年09月17日 15:17
すごく分かりやすい・・・全面的に賛成です。
なんでこういう意見が主流派にならないのか。

敢えて論点を探すとしたら。

ホリエモンとひろゆきと勝間和代が対談本出してるんですけど、3人とも「自分たちだって努力しているのに、それがあまりに効率的すぎるために、努力していないのに報われているかのように思われる」みたいなことを言ってました。

「努力している」ことをどう証明してアピールするか。周囲はそれをどのように評価して納得すべきか。人によって様々に異なるであろう生まれながらの努力の限界値をどう認定するか。本当に運やチャンスだけで福を得た人はどう扱うか。

そういうところなんでしょうね。
Posted by しらま at 2010年09月17日 21:53
>>ぽんさんマジぽんさん
まずは自分を知ることじゃないですかね。自分が馬ならば駆ければ良いし、イルカならば泳げば良いし、鳥ならば飛べばよいと思います。

>>あさん
ありがとうございます^^

>>むらさん
いえいえ、どういたしまして><

>>Yottyさん
チャンスを与えた人間にはさらにチャンスが与えられると思うんですよね。神は信じないですが、このことは信じています。

>>こころ
がんばるしかないのやで。

>>die and dieさん
こんにちは。信じることは疑うことをやめることだから、それは楽で幸せなことなんですよね。その是非はわからないですけれども。

>>たたんさん
繰り返しありがとうございますw

>>しらまさん
それは一言で言うと嫉妬の問題ですよね。人に無闇に嫉妬するのは情熱の浪費なんですが、その浪費が物凄い社会的コストを産んでいる気がします。
Posted by ぱりてきさす at 2010年09月19日 18:56
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