楽天の三木谷が「久しぶりに」日本語で1時間話をしたんだって。ぺっ。楽天は英語を公用語化するとのことで、最近、英語公用語化の是非についてあちこちで論じられているけれども、そもそもの話として楽天の海外進出って僕は大失敗すると思うんだよな。端的に海外進出が10年遅いと思う。まぁでも海外に行くしかないのはよくわかる。でも海外進出が完全に失敗した状況になっても楽天は社内英語公用語化をそのまま続けるんだろうか。こんな値打ちこいた発言してたら退くに退けなくなるんじゃないの。僕は今、三木谷の言動から目が離せないんだよね。値打ちをこいた発言をするたびにバックドロップの落下角度が危険になっていくかのようで。三木谷は受け身をちゃんと取れるのだろうか。
今週の東洋経済は英語特集。グロービッシュっていう新しい英語について。これが世界標準語になって、むしろちゃんとした英語をしゃべっている人間がクスクスの状況になれば良いのにな。学生の時から思っていたのだけども、大人になってから勉強して英語しゃべれる人とかいるけど、そういうのってネイティブの外人が聞いたら超なまっているんだろうなって。外人で日本語しゃべれますってタレントとか全員なまってるでしょ。あれの逆バージョンになっちゃってるんだろうなって。昔、チョムスキーって言語学者の生成文法の本を読んだら幼児期に触れていないとダメらしいのね。くだんの三木谷の英語とかも多分ゾマホンの日本語レベルの英語なんだろな。なまった言葉で「セカイシンシュツガンバリマス」とか言っているわけでしょ。うひゃあ。こんなこと書いたら英語をがんばって勉強して話せるようになった人たちをディスってるみたいだけど、そうじゃなくて、なんというかむかつくよね。ネイティブで英語しゃべれるだけで得している感じが腹立たしいよな。ズルされている気分。今さら英語を勉強しても、日本語で物事を考えるレベルで英語で物事を考えられるレベルにはなれないだろうし。大したことなんか考えちゃいないけど。こないだのサンデル教授が東大に来て講義をしたときも、英語で質問した学生の質問はグズグズだったらしいのね。日本語で質問した学生の質問は凄く良かったらしいのだけども。うーん。英語に関してはもうちょっと言いたいことがあるんだけども、僕の中にある「なまっているのがみっともない」という感覚が不要だというのもわかっているのだけども、上手くまとめられんわ。もうちょい考えよう。
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NHKスペシャルなんかでアフリカ特集なんかがあるときの
アフリカ人の英語も聞き取りやすいです。
実際、海外で事業してる人は、そういった点を考慮して現地の言葉がわかっても、通訳使う人多いみたいですよ。
英語を母国語としてない人同士なら、いいかもしれんけど。
米国に占領されて、それから世界相手に商売して大成長してきた日本。なのに、英語が根付かない。
語学の勉強は嫌いなんだよなぁ。暗記ばかりで…。
ほんと、エスペラントみたいな言語が流行るべきなんですけどね…
方言はあまり気にしなくていいんじゃないですかね。
イギリス英語から見たら、アメリカ英語自体がbrokenなわけだしね。
アメリカ国内だけでもヒスパニックから黒人までむちゃくちゃですから。
外人タレントは「訛っていること」を売りにしてますけど韻を踏んで的確にボケれるのは能力だと思います。
前に、女優の工藤夕貴が米で英語でオーディションを受けて採用されて、宣伝のために出たカナダか米の番組で、司会者に英語がうまいとか言われて移民の国でもそういうとこを気にするのかなって。
→ http://www.eigotown.com/culture/interview/backnumber00/interview0424.shtml
どの国でも、現地の言葉を上手に話せると気を引くしチャンスが増えるみたいだけど。
日本人の長年の風土による、受動性や同質性、違いを認めにくい、議論を嫌い考えたり主張したがらない気質は、欧米外人と正反対で外国語の習得を困難にしてるのかも。
英語が話せても、主張することがなかったり、発言したがらないと。
生まれたばかりの頃は、どの言葉でも話せるように対応できるけどある程度育つと、淘汰?されて普段話してる言語に適応や特化して他の言語習得が難しい面があるのか、個人差はあるにしても。
廃用性萎縮みたいに、人体は合理的に出来てるのか。
だいぶ前に、日本人は経済や人口の国力に比して国連の職員が少ないって、他の国は情報を得たり影響力を持つために多数を送り込むけど(笑)
素質や環境にもよるし、全体や個別の方向性や必要性もあるから何をするといいのか難しいけど。
こないですねぇ。
>>ありがとう。君の名前は?さん
カタカナ発音の英語は僕でもわかりますw アイゴートゥーホスピタルって外人が発音してくれれば、良いんですけどねw
>>こるなごさん
でしょうねぇ。サッカーの監督なんかは下手にしゃべるより通訳付けた方が威厳があって良い気がします。
>>毎日巡回してますさん
無理だろうけれども、エスペラントみたいな世界共通語があれば良いのですが、それが英語になっちゃいましたもんねぇ。
>>pinoさん
頭ではわかっているんですが、どうも納得できないんですよね。もどかしいです。
>>Tさん
外タレの中にはわざとより下手くそに話しているのもいるらしいですねw その方が愛嬌があって売れるからなんでしょうけど、逆にそれはやっぱなめられてる感がしちゃうんだよなぁ。
>>まささん
この話に関しては僕も完全に生煮えなんですよね。もうちょいいろいろ考えないとなぁ・・・・
ただ、通常のビジネスや現地での日常生活にはやはりグロービッシュだと思います。グローバルな人材とは、非英語圏の人間にとっては「最低限通じるレベル以上の英語を話せる人」、英語圏の人間にとっては「どんな下手糞な英語でも尊重して理解することができる人」。つまり、ゾマホンの日本語を笑うようにグロービッシュを馬鹿にする英語圏の人間は、最低限の英語すら喋ろうとしない日本人と同じくらい、グローバルなフィールドに転がるチャンスを見過ごしてゆく。私はそう考えます。