ブログ ぱりてきさすのトレード日記: ドキドキ

2010年06月26日

ドキドキ

日本戦の試合を見たら生活のリズムが狂っちゃった。無限に眠いモード。でも日本快勝だったね。まさかの3-1。点を決めた選手はもちろん凄いけれども、長友がめちゃくちゃ凄い。他の選手の二倍は走っているっぽい。パラグアイ戦が楽しみ。

また日本株世界最弱モード。韓国-0.58%で日本は-1.71%ですよ。為替考えてもホントどうしようもねーな。日本の現在の問題って全部経済に帰結するんだから、経済成長を目指すとただ一点掲げれば良いのにね。こないだ菅直人が演説でカルロス・ゴーンをディスってたらしくて、いわくリストラはいかんだって。真性の馬鹿だな。悲しくなる。日産もJALみたく税金で救済しましょうってか。キチガイめ。なんでこの局面で経済のことがまるでわかってない奴が首相やってんだろう。リストラが悪だなんて中学生だって騙せないだろうに。ホリエモンがこないだ相変らず良いことを言ってて、日本の飲食業のクオリティは世界一だと。それはなぜかと考えたらば、飲食業は一番規制がゆるいからだと。ほんとそうだと思った。よく規制緩和の弊害としてタクシー問題が取り上げられるけれども、タクシーの数が増えて料金安くなれば良いことずくめだよね。運転手は稼げなくなるけど、それは個々の素養の問題でしょ。規制によって、そこにぶら下がってタクシー運転手として本来素養のない人間が食えている状況の方がおかしいと思うんだよな。

一流のタクシー運転手の話。


場中にソフトバンクの株主総会をユーストリームで見たんだけど、孫社長のスピーチ圧巻だったね。30年後に時価総額200兆円を目指す話とか、青年時代朝鮮人の血が流れていることの葛藤や、脳梗塞で倒れた父を置いてアメリカに行った話などなどどれも感動した。アメリカ行ったくだりなんかは、こないだ触れた呉起の話とも少し重なるんだよな。この総会には両親も招待していたらしくて、これこそが本当の親孝行だと思った。なんかさ、やっぱリスクを取って成功した人間の話って超おもしろいんだよな。今ソフトバンクはNTTと光通信網の問題でケンカしてるけど、NTTなんて元々は公社なわけじゃん。リスクを避けて公社に就職した奴の上がりと成り上がりの孫正義がケンカしてNTTが勝っちゃつまんないわ。

話を最初に戻した上に強引にまとめに入るけれども、岡田監督はリスクを取って今まで一度も試したことのなかった本田のワントップで大成功したわけで、これに限らずなんだか世の中全般にリスクを取ることがカッコ良くて、リスクを取らないことはダサイっていう風潮が少しずつ醸成され出している気がぼんやりするのね。さらに今ってさ、今までみたいに社会全体が右肩上がりではなくなったわけで、実際問題としてリスクを取らないことの優位性ってかなり剥げ落ちていると思うし(僕はむしろリスクを取らないことの方がリスキーのような気がしてる)。日本人って基本的に凄く優秀な人たちだと僕は思っているんだけど、今まで根強くあったリスクを取ることを過剰に忌避していた部分がなくなって、あらゆる分野であらゆる才能ある人間がリスクを取った行動をこれまで以上に行いだしたら、めちゃくちゃおもしろくなるんじゃないかと思っているんだよね。言葉は悪いけれども、乱世の奸雄が活躍できる素地は整い出している気がする。みんな今の状況のいろんなことにうんざりしていると思うんだけども(もちろん僕も)、これからのそういう状況を予想すると僕は少しドキドキしているんだよね。

posted by ぱりてきさす at 14:52| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
私も生活のリズムが狂ったクチですw
菅直人への意見は同感です。
参議院で民主党が大勝するようなら、
ホントに日本はやばいかもしれませんね。
Posted by mogi at 2010年06月26日 16:32
まあ、管直人は完全に財務省に取り込まれてますしね。
ただし税制に関しては、日本は昔から輸出コストがゼロ、外国から散々批判されてる輸入コストは高いが、企業が必要としている鉄や石油等の原材料の輸入だけはコストゼロです。
不動産であれ、工作機械であれ外国の倍の耐用年数で税務控除できます。
損失の繰越は事実上無制限。
小泉政権の竹中、麻生政権の与謝野が進めた研究開発費を全額費用として認めるいわゆる研究開発費減税のおかげで、日本の輸出産業の実質税率は25%と言われています。
外国で稼いだ金を日本の本社に送金してもほとんど課税されないため、日本企業の内部留保は世界一です。
経済音痴の民主党すら、財務官僚の進める法人税を30%を公約にしています。
香港やシンガポールは法人税は安いですが、悪名高い賄賂天国。
許認可一つ取るにも、役人や政治家への莫大な賄賂や接待が必要です。
中国や東南アジアでブランドが育たないのは、企業が大きくなる前に、巨大な政治家の一族に食いつぶされる例が多いからでしょう。
内需企業にとっては、日本の税はきついですが、ソニーやパナソニックが香港やシンガポールに本社機能を移すのはリスク高いですよ。
Posted by 七月 at 2010年06月27日 14:30
こんにちわ!
リスクの話、凄く共感できます。
岡田監督も↓でリスクについて語っています。
そんで、この講演が名講演過ぎて凄いっす。
W杯前に4連敗してからのこの快進撃は、この名講演そのまんまだなと後出し全開ですがw

岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html

まだ読んでなかったら是非!
Posted by 五日 at 2010年06月27日 16:58
極論ですが、みんな貧乏に移行するのが民主党政権ですよね。ビートたけしのギャグ「赤信号みんなで渡れば怖くない」を思い出します。みんな貧乏ならええやん、かまへんかまへんになるのか、逆にリスク取ってなんぼやん公務員なんてダサいわ!になるのか・・・微妙です。(関西人じゃないので微妙な表現になってますがw)
時代が変わり、皆同じが善という日本人の精神性は変わりつつあると思います。
個人がリスクを取る覚悟を決めた時、大きな動きになる。その時は確実に近づきつつあるなあとは感じています。
Posted by どうもです at 2010年06月27日 17:08
>>mogiさん
生活のリズムが一向に戻りません>< W杯が終わるまではどうにもなんないっぽいです。政治が経済の足を引っ張る状況はいつまで続くんでしょうかねぇ。

>>七月さん
詳しい解説ありがとうございました。勉強になります。
NHKのドキュメンタリーを見たんですが、シンガポールの外国人労働者の扱いが凄かったのを覚えています。景気がよいときは躍起になって呼び寄せて、景気が悪くなったら犯罪者のように国外に放逐していました。日本企業が移転しても、何かのきっかけでシンガポールの国益に背くことになれば、理不尽な目に遭っちゃいそうですねぇ。シンガポールの国益追求の姿勢は日本にも見習って欲しい部分はありますけれども。

>>五日さん
全部読みました。これはめちゃくちゃおもしろいですね。本文でも紹介させて頂きます!

>>どうもですさん
あとどのくらいでその時が来るんでしょうね。今すぐにでも来て欲しいものです^^

Posted by ぱりてきさす at 2010年06月28日 17:38
ホリエモンがテレビ局買収できていたらよかったのにね。

民主応援番組はやめてもらいたい。
Posted by 猫 at 2010年06月28日 18:25
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