今、ドラえもんの全集が出ているんで暇なときはずっと読んでいるんだけども、ドラえもんってやっぱめちゃくちゃおもしろいよね(ドラえもんの根底に流れるなんともいえない切ない感覚が僕はたまらない)。このドラえもんのおもしろさを人に伝えるのって難しくて仕方ないんだけれども、本当にむちゃくちゃおもしろいんだよ。それで思い出したんだけども、昔、まだ千原jrが全然売れていないころ、笑っていいとものテレフォンショッキングに出たことがあったの。テレフォンショッキングは売れていない芸人にとってはいわば晴れの舞台でチャンスの場だと思うのだけども、そこで千原jrは延々といかにドラえもんが素晴らしいかという話を打ったのね。客は誰一人笑っていなくて完全にどっちらけていたんだけども、テレビの前の僕は滅茶苦茶に感動した。こいつはドラえもんに殉じたんだと。ドラえもんへの愛を証明するために死んだんだと。これはマッキーが歌いあげるところの「好きなものを好きと言える気持ち、大切にしたい」って奴なんだと。数多ドラえもん好きを公言しているタレントはいるけれども、ドラえもんの本質まで降りて話をしている人間は本当に少ない(名前が似ているけれども千秋のドラえもん好きを僕は一切認めない)。千原jrはそのうちの一人だと思う。
+75 FX+6.5
いつも楽しく拝見させてもらってます。
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