株の話はさておいてM1おもしろかったね。もうさ、笑い飯は優勝する気がないんだな。彼らの権威的なものに対するアプローチの仕方が分かった気がする。紳助由来の権威に権威があるのかどうかという話はさておいて、笑い飯はそういうのはいらないんだなというのがよく分かった。で、今日知ったんだけども笑い飯の哲夫が般若心経の訳本を出してるのね。んで、amazonの中身検索で最初の数ページが無料で読めるんだけども、これがめちゃくちゃおもしろいの。こういう難しい話をわかりやすく、しかもおもしろく要約する哲夫って三重に頭が良いんだなってことがすごくよく分かる。今度読もっと。
んで、坂の上の雲。もうさ本当にめちゃくちゃおもしろい。これは僕の全人格を賭けて面白いと宣言できるわ。なんの値打ちもないけどね。この間、後輩に坂の上の雲がおもしろい話をしていたら、そいつが電車に乗っていたらおばちゃんが坂の上の雲おもしろい話をしてたらしくて、そのおばちゃんのじいちゃんが坂の上の雲を見ながらわんわん泣いていた話を聞いたって話をきいたんだけども、さもありなんだよ。いや本当にクオリティがMAX来てるんだよ。だってさ、悪い日本軍将校役にリアルレイパーであるところの森本レオをキャスティングしてるんだよ。NHKの本気を見たわ。こういう話が俺は余計なんだな。
話戻して、今回は乃木希典が出てきたんだけども、司馬は原作で乃木をめちゃくちゃディスって描いているのね。乃木の評価を巡ってはいろいろあるんだけれどもどうなるのかがすんごく楽しみ。日本民族の栄光を一つ挙げろとなったらそれは明治維新だと思うのだけども、そこからの弓を引き絞ったかのような緊張の連続を経た頂点で放たれた矢が日露戦争における日本海海戦の完全勝利なんだと思う。このNHKの坂の上の雲はそういう歴史の激動とその時代に生きる日本人をつぶさに描写しきっているんじゃないかな。日露戦争には良い話がたくさんあってロシア兵が自分の名前も書けない奴らの集まりだったのに対して日本の海軍の砲兵はそろばんの有段者を揃えて砲弾の発射角を決める際に必要なsin、cos、tanの計算を全部暗算で一瞬で計算させていただとか、その当時の陸軍は出身地ごとに編成されていて中でも熊本と鹿児島の部隊の白兵戦があまりにも強すぎてロシア人が熊本や鹿児島の部隊を見つけたら即逃げただとかエピソード好きにはたまらん話がたくさんあるんだよな。東郷平八郎が連合艦隊を解散するときに勝って兜の緒を締めよと有名な演説をするんだけども、そこから調子にのってアメリカ相手に戦争始めるまでになっちゃうとかさ。でも清やロシアとガチンコ勝負して勝っちゃたら、そりゃアメリカにだって勝てると思っちゃうよな。話が脱線しちゃったけれども、坂の上の雲はめちゃくちゃおもしろいとの結論で。
+30
ボチボチ楽しみにして見てる。
有益な話も多いし毒舌でも無いよ。
むしろ良心的なブログだと思うので止めないで欲しい。
完全にモチベーションゼロなんですけどね。最後の花火です。
やはり明治維新はすごい頭のいい人がたくさんいたから国が持ったというのは本当で、内実はこういうことだったんですね。
自分、明治時代は学校で、いつもはしょられていたんでわかんないです。
この明治維新の人は優秀という話を聞いて、「ぜったい読み書きそろばんが原因だよー」と思って長女を3歳からそろばんに行かしてます。
右脳教育にいいんですよね。
速読とか、あれ漢字が右脳でイメージ処理されるんですって。
英語教師の友人が言っていたけど英語では速読がありえないらしくって、言語の成り立ちからして日本人は右脳が発達するように恵まれているんだと思っています。
それにしてもそろばんでサインコサインタンジェントできるんですか!!!!
しかも一瞬で!!!
すごいですねー。