週末に吉本のTOBについていろいろ調べていたんだけども、TOB問題のプロであるアドバンテッジさんも問題視しておられるようで心強い。このTOBはいろいろと問題のある創業家の支配力を低下させるためのものだと思っていたんだけども、創業家も出資に参加しているんだよなぁ。吉本の場合、創業家は吉本家と林家と二つに分かれているんだけれども、この出資に応じているのはどちらの家なのかはわからない。もちろん両方なのかもしれない。このあたりで内紛があって訴訟沙汰になる可能性もなきにしもあらずのような。でもやっぱ、吉本の価値が500億というのはどう考えても安すぎると思う。とりあえずTOBに参加して誰かが裁判を起こしてくれることに期待。そんなことを考えていたら、TOBする側の代表である元ソニーの出井が、
吉本興株の再上場の可能性について「現在の段階で計画はないが、将来の選択肢は排除するものではない」と述べた。
とのこと。なんだSBI北尾式錬金術じゃんか。地獄に落ちればいいのにな。
株仲間の鬱山田さんが1億達成。山田さんとは、「僕らは甘いバブルに大きく乗れなかったからこそ、今みたいな渋い相場でもやっていけるんだろうね」という話をよくするんだけども、やっぱり「勝つことは勝ち続けること」なんだと思う。投資を生業にするとはそういうことなんじゃないかな。これからも投資環境は激変して行くだろうけれども、かつて恐竜が絶滅した中でも生き残った人類のように、互いに知恵を絞りあって、どうにかこの世界で生き残りたいものです。
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ありがとうございます