ブログ ぱりてきさすのトレード日記: ニューシティ、大和ハウス案

2009年08月19日

ニューシティ、大和ハウス案

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今日の日経にこんな記事が出ていた。大和ハウス側はローンスター案に対抗するためにローンスター案よりも上乗せされた価格提示をしている模様。投資口主としてはうれしい争奪戦が始まりつつある。

一応情報収集としてネット掲示板なんかでニューシティ情報を仕入れているのだけれども、理解できない人たちがいる。それは上場廃止株を必死になって売り煽っている人たち。あのね、上場株を売り煽るのなら分かるんだよ。少しでも狼狽を誘って安く買いたいという動機が成立するから。でもさ、上場廃止株を売り煽ってどうすんの? 狼狽売りがしたくてもどうにも狼狽売りが出来ないんですが、まったくもって理解不能。しかも、そのほとんどが感情的で内容ゼロのカスみたいな書き込みで、例えるならば糞尿そのもの。精一杯彼らの動機を勘ぐれば、ニューシティが民事再生法を申請したときに狼狽してぶん投げてしまった人たちなのかも知れないけれども、掲示板で無意味で非建設的なことをしたって次につながらないって。その狼狽した経験こそを次に活かさなきゃ。きっとこれに似たチャンスは将来も起きるはずだから、その時のために建設的な努力をすべきだと思う。一円も儲からないことをしちゃダメだって。情熱の浪費だよ。

でも、ごくまれにある売り煽り書き込みの中には物凄く法律知識を持っている人もいて、法解釈を盾に大和ハウス側がこの案件をひっくり返せないとの持論を事細かく展開している人もいる。凄く勉強になるしありがたい書き込みなのだけども、結論は真逆になると思う。僕はこのニューシティの案件及びリート再生問題は既に政治マターになっていると判断している。政治マターになるとどうなるかと言うと、ルールをひっくり返すことも可能だということ。僕が思うにリート問題にはパンドラの箱があって、それは不動産鑑定士と不動産価格の値付けに関するもので、この部分がリート問題を契機に延焼しだしたらとんでもないことになると思うんだよな。姉歯の耐震偽装どころの話じゃなくなってしまうと思う。そういう大きな話を持ち出すまでもなく、大和ハウス側の横取りを認めることでローンスターとニューシティの執行役の新井以外の全ての人間が得をするわけで、脱税がメイン手法のオールタイム糞ヘッジファンドのローンスターと議事録を改竄し独断で民事再生法を申請し金融庁の顔に泥を塗った新井が政治的に敗北するのは火を見るよりも明らかな状況だと思う。

この際、上場廃止株であることを良いことに誰にも迷惑がかからないのでニューシティの今後に関する妄想じみた夢話をさせてもらえれば、一度は日レジのスポンサーに名乗りを挙げた三菱グループの動向や(インサイダーが合法のリートだけども、JREの需給がなんだか最近少しおかしいんだよなぁ)、現在都心の一等地の不動産を割高な値段でもジャンジャン買い漁っている中国資本の参戦などなど、9月9日の債権者集会に向けて今後も投資主にとって都合の良い話がジャカジャカ出てきますように。ジャカジャカを希望や!

なんだかまったくまとまりゼロの話になっちゃったな。

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posted by ぱりてきさす at 20:02| Comment(3) | TrackBack(0) | デイトレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
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もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
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今後ともよろしくお願い致します。
hQExoMMu
Posted by sirube at 2009年08月20日 00:23
「再生計画案の変更等に関するお知らせ」
ttp://www.ncrinv.co.jp/ir/topwhats/2009-0820-00000.pdf
Posted by tako at 2009年08月20日 19:15
>>takoさん
大勢に影響なしだと思いますがね〜
Posted by ぱりてきさす at 2009年08月20日 23:30
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