今日はアクセスの株主総会に参加。大荒れの総会を予想して気合いを入れまくって会場まで足を運ぶ。意気揚々とロビーでホテルマンに会場を尋ねたら、案内してくれることに。エレベーターを降りるとなぜか真っ暗け。あれれ。案内書をよくよく見ると、日にちを一日間違えていた。エレベーターの中で二人で苦笑いですよ。明日は一人で会場まで行けますわ。てへへ。とか言っちゃったりして、てへへってなんだよ。てへへって。あー恥ずかしい。のび太の結婚式モードだよ。死にてえ。明日は暇だったらモバツィッターで総会を実況中継してみようと思います。需要ゼロくさいけども。
ブラピが主演する予定だった「マネーボール」がクランクイン3日前に突如制作中止だって。まじか。このマネーボール(ノンフィクション)という作品の原作はめちゃくちゃ名著なので、少し紹介させてください。手元に本が無いのと、僕が読んだのがもう数年前なので詳しい書評は出来ないんで曖昧な記憶で書きますが、確かこの本はその年に読んだ本の中の三傑に入れたように思う。
野球の本場アメリカでも、野球選手を評価する際のモノサシとして、多くの場合「打率」や「本塁打」などによって評価することが一般的である。この本の中に出てくる主人公はそういった既存のモノサシを一切使わずに選手を評価する画期的なチーム作りを考案し、そのことによって弱小チームを見事に甦らせていく。その際に使った彼独自のモノサシというのが「出塁率」ただそれだけなのだ。野球というゲームの本質を考えたとき、野手に最も必要とされる能力はただ「塁に出ること」だと主人公は考え、選球眼に優れた出塁率の高い選手をトレードやドラフトで徹底的に掻き集める一方、既存の評価法では高評価とされる、打率や本塁打の優れた選手は容赦なく放出していく。多くの野球通とされる既存の考え方に囚われた人々は、主人公のこのやり方を痛烈に批判するのだが、果たして結果は主人公の目論見通りになっていく。またチームの戦術としても出塁率を第一に考え、盗塁などは御法度。ヒットエンドランなどはもってのほか。新しい考え方がチームに根付くまでの葛藤や周囲との軋轢なんかも良く描かれていて読ませる。それまでの評価法では評価の対象外となっていた選手たちに活躍の場が与えられ、主人公の下で輝き出し、また評価の低い選手たちだからこそ、格安な年俸でのチーム作りにも成功する。それは既存のマネー頼みのメジャーリーグに対する強烈なアンチテーゼでもあるのだ。そして、チームを見事に再生し名声を得た主人公は・・・・
という痛快な実話なのです。これってどこか株式投資にも似た要素があるのではないでしょうか。常識を疑い本質を見極める。この本はそのことを野球を通して描いています。野球にまったく興味のない僕でも、ページを繰る手が止まらない素晴らしい本でした。おすすめです。
-10
落ちました。今後ともよろしくお願いします。
私も本を見ながらヨガやってますw。
おもろいですよー。映画化して欲しかったなぁ。。。
>>三空さん
でへでへ
>>ヒロシ77さん
おつかれさまでした。今後ともよろしくです!
>>のびーさん
野村監督の本は読んだことがないですが、解説は凄いですね。野球のことまったく知らない人間が聞いても深く納得してしまいます。
ヨガは最近始めたんですが、難しいですねぇw