ブログ ぱりてきさすのトレード日記: ゴジラ

2008年10月23日

ゴジラ

アメリカのニュース番組を見ていたら市場関係者が「今、市場ではゴジラが出現すること以外のすべてのことが起こっている」って話をしてて思わず笑ってしまったんだけども、もう何が起こってもおかしくないんだという認識はいたく共感した。今までは世界の「金融機関」のうちのどこかに破綻の恐れがあるということに過ぎなかったものが、今では世界の「国」のうちのどこかがこれから破綻する恐れがあるという風に恐怖が見事に延焼しだしている。現にアイスランド、ウクライナ、ハンガリー、パキスタンはIMFの軍門に降りそうだし、今日の韓国ウォンを見ると、韓国もご臨終が近い模様で、昨日のアルゼンチンに至っては株式指標が一日で17%も下げるなどなど、燃料の供給には事欠かない。こんな状況で株式市場が正常化できるわけが無い。

これはもう思うんだけども、数字の上で日経8000円がどうだとかダウ8000ドルがどうだとかではなく、市場に関わるすべての人たちが恐怖で青ざめ、言葉を失い、あらゆる希望を奪われるような、そんな前代未聞の大暴落が来なければこの落とし前は付かないと思う。そして、今僕が物凄く感じていることは、そういう未曾有の大暴落の足音が日に日に高まって来ているということ。それはちょうど東京湾に忍び寄るゴジラの足音のように。



今日の後場リバウンドがあったけれども、これは完全に罠だと思う。僕は今の日本時間のダウ先物はハメコミのためだけに存在しているとの認識なので、後場にダウ先物が上がりだしたのを確認して空売り持越しを決意。昨日より金額は少ないけれども空売りで勝負。空売り持ち越しするか否かは判断の分かれるところだと思うけれども、少なくとも今日買いでの持ち越しはありえないと思う。

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posted by ぱりてきさす at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | デイトレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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