14.00からの黄色コメントが秀逸w
上海の熾烈なコンビニ出店競争を描いたドキュメンタリー。国営の「好徳」グループの駄目さ加減が半端なくて凄い。店長が副社長に向かって、「楽したいから客は来なくて構わない」と言ってのけるなど、クラクラすること受け合い。でも、正直だよな。
日本のファミマやローソンも登場していて、札束でほっぺをパシパシしまくる姿も描かれている。こちらも正直なんだよな。なんかこれは共産主義の「正直」と資本主義の「正直」のせめぎあいなんだ思った。他にも精神論の好徳グループに対するデータと実証主義のファミマグループの対比構造がわかりやすくておもしろい。好徳グループは負けるべくして負けている。でも、なんというかこれって程度問題で、資本主義も共産主義に比べたらいくらかマシなだけに過ぎないんじゃないかと思う。後述のようつべ版の最後に出てくるコンビニ弁当をあてがわれる子供たちの食事風景を見ててそう思った。あんなものは食事ではなく餌だ。
ニコニコ版はダイジェスト版で、完全版はようつべにあります。ダイジェスト版ではコンビニ弁当の商品開発に関するくだりがすべて省略されているけれども、このコンビニ弁当の商品開発のくだりもおもしろい。
↓完全版ようつべ