ブログはサボりまくりですが、相場はちゃんとがんばっております。前の記事からの続きだと農作物がフィーバー中。アメリカが大干魃ということで大豆やコーンがドラゴンモード。これは1896年からの干魃マップなんだけれども、確かに今年はどえらいことになっているよね。僕はコーン、大豆、小麦を含み益が出る度に買い増しで放置中。こうなってくると投機マネーが渦巻いてしまっているわけなんだけれども、大体こういうときの天井っていうのは、事業会社みたいなところからスーパーぶっこきのおしらせが出てくるまでは上がったりするんだよね。ヘッジファンドはノータイムでマネーの出し入れができるけど、事業会社はそうはいかないからね。おもしろぶっこきニュースが出て来たら利食いをしようかと思う。
株の方は7月を通じて全体軟調だったけれども、ショットガンショートで立ち回り。ショートの振り方を一昨年くらいに良くやっていた方式に変えてみたんだけども、ショートに関しては完全にショットガン方式の方がやりやすいね。地合いに応じて両建てたり外したりを繰り返して買いポジのポイ捨て分を大分カバーできた。毎年秋口からは業績相場になりやすいんだけれども、秋口になる前に斥候銘柄が夏の最中から上がり出すことが多い。こういう斥候銘柄を掴んでいると秋からの相場でポジション的にもモチベーション的にもめちゃくちゃ有利に働くので、こういう斥候銘柄を捕まえられたらいいなと目論んでおります。僕の主力が今日ドラゴンしたんで、こいつが斥候銘柄でしたとなれば最高なんだよね。条件的には全部揃っているんであとはお祈りするのみ。
前回から+1600くらい
2012年07月31日
2012年07月06日
LINEについて
スマホアプリのLINEってあるでしょ。こいつは無料でチャットができたり音声通話ができたりするアプリで、いま爆発的に普及し始めてるのね。こいつを運営しているのは韓国のNHNって会社の日本法人で少し前に株を買おうかどうか悩んで結局やめちゃったんだよね。
僕のLINEを使ってみての感触はかなり良くて、チャットや音声通話ができるアプリの元祖と言えばスカイプだと思うのだけども、スカイプの欠点はスマホではめちゃくちゃ重いということと、電池の消費がとんでもなくてスマホでは使い物にならんのよ。このLINEは軽快だし電池の消費も激しくなくてスカイプに取って変わりうると思ったわけ。他にはスタンプという絵文字が使えるんだけども、追加スタンプは課金制なのね。ガラケー時代ってみんなデコメだのなんだの使っていたけれども、スマホではそういう機能ってなかったから、物足りなさを感じていたであろう層には受けると思ったのよ。んで、このアプリを使えば通話料もタダになるわけだから、お金に余裕がない若者に大ヒット間違い無しで、しかもLINEは初めから日本以外の国でも同時にサービスを開始していて、日本と同じように大ヒットしている。日本生まれのサービスが陥りがちなガラパゴス化の心配もないときたら、とりあえず株を買っておくしかないでしょう。
とまあ、そういう結論に傾きつつあったんだけども、自分以外の意見も聞こうと思ってLINEを使ってるスケコマシ投資家にLINEの感想を聞いたのね。そしたら、「いやあ、ぱりさん。何言うてはるんでシノケン。LINEの音声通話使ったことありまシノケン? まったく使い物になりまシノケンですよ!!」とか言うわけ。はぁ、確かに音声通話使ったことがなかったなと、試しに音声通話機能を使ってみたらこいつがまったくダメなのよ。10メートル先で会話しているような感覚。ボソボソとしか聞こえなくて使い物にならないわけ。それで僕は一気に興醒めしちゃって、韓国株だし各種ファンダ情報なんかも全然拾えないしで買うのをやめちゃったのね。そしたら、AUとLINEが提携ってんだよ。LINEが普及しちゃったら音声通話料が減っちゃうから通信キャリアとは敵対しそうなものなのに提携ってんだよ。
なんだろう、このざわざわ感。取り残されてしまった感というかなんというか。ユニクロとかもそうなんだけれどもさ、昔のユニクロの靴下なんざ一度洗濯したらビロンビロンだったじゃん。でもそういうときに株を買ってなきゃおいしくないんだよね。まだ駄目な部分があるということはチャンスでもあるわけで、時代の変化を取るつもりであるなら目を瞑らなければいけないこともたくさんあるよなと。LINEってかなりおもしろいと思うんだよな。超スタンダードになるような気がするんだよね。悩む。
僕のLINEを使ってみての感触はかなり良くて、チャットや音声通話ができるアプリの元祖と言えばスカイプだと思うのだけども、スカイプの欠点はスマホではめちゃくちゃ重いということと、電池の消費がとんでもなくてスマホでは使い物にならんのよ。このLINEは軽快だし電池の消費も激しくなくてスカイプに取って変わりうると思ったわけ。他にはスタンプという絵文字が使えるんだけども、追加スタンプは課金制なのね。ガラケー時代ってみんなデコメだのなんだの使っていたけれども、スマホではそういう機能ってなかったから、物足りなさを感じていたであろう層には受けると思ったのよ。んで、このアプリを使えば通話料もタダになるわけだから、お金に余裕がない若者に大ヒット間違い無しで、しかもLINEは初めから日本以外の国でも同時にサービスを開始していて、日本と同じように大ヒットしている。日本生まれのサービスが陥りがちなガラパゴス化の心配もないときたら、とりあえず株を買っておくしかないでしょう。
とまあ、そういう結論に傾きつつあったんだけども、自分以外の意見も聞こうと思ってLINEを使ってるスケコマシ投資家にLINEの感想を聞いたのね。そしたら、「いやあ、ぱりさん。何言うてはるんでシノケン。LINEの音声通話使ったことありまシノケン? まったく使い物になりまシノケンですよ!!」とか言うわけ。はぁ、確かに音声通話使ったことがなかったなと、試しに音声通話機能を使ってみたらこいつがまったくダメなのよ。10メートル先で会話しているような感覚。ボソボソとしか聞こえなくて使い物にならないわけ。それで僕は一気に興醒めしちゃって、韓国株だし各種ファンダ情報なんかも全然拾えないしで買うのをやめちゃったのね。そしたら、AUとLINEが提携ってんだよ。LINEが普及しちゃったら音声通話料が減っちゃうから通信キャリアとは敵対しそうなものなのに提携ってんだよ。
なんだろう、このざわざわ感。取り残されてしまった感というかなんというか。ユニクロとかもそうなんだけれどもさ、昔のユニクロの靴下なんざ一度洗濯したらビロンビロンだったじゃん。でもそういうときに株を買ってなきゃおいしくないんだよね。まだ駄目な部分があるということはチャンスでもあるわけで、時代の変化を取るつもりであるなら目を瞑らなければいけないこともたくさんあるよなと。LINEってかなりおもしろいと思うんだよな。超スタンダードになるような気がするんだよね。悩む。
2012年07月04日
スタイライフについて
ムーンウォーク上げが今のところ来ちゃってるよね。今日は農作物を買うためにCFD口座にお金を入れた。NHKのドキュメンタリーを見たら宇宙線の影響で雲が大量発生して地球が寒冷化しちゃうんだって。太陽光発電うんぬんにもいずれ暗雲が立ち込めて来そうだけれども、農作物は普通に儲かりそうなんでここいらでちょいポジションが欲しい。食料不足が顕在化するのって怖いよね。自由が無いだのなんだのは我慢出来るだろうけれども、饑餓はダイレクトに社会不安を引き起こしそう。中国とかが心配だけれども、なんだか今週に穀物が爆上げしているのは中国が大ロットで買い付けしてるから説が流れてる。とりあえず明日から打診で買っていくよ。
方針転換して個別株分析話をしていくことにするよ。僕が見落としていることや反論があったらぜひ教えてね。
今日はスタイライフが一時S高。こいつはおもしろい株なんだよね。元々サマンサの子会社だったんだけども、社長がド低脳で業績がずっと低迷。んで、腹に据えかねたサマンサが新社長を投入。そして持ち株の大半を楽天に売却したのね。売却価格はおよそ71000円。そして楽天側は取締役三名をスタイライフ側に送り込んだわけ。状況的にこの送り込まれた三人の役員はスタイライフを立ち直らせて株価を71000円以上にしなければ責任を問われるのは明白。この三人の楽天での役職を見るとそれぞれ新サービス担当、営業担当、財務担当と腰掛けでなく使える奴を召還してるっぽいし、いざとなりゃ我田引水プレイでどうにでもなると予想。このあたりから総合的に考えると下値不安は感じない。
んで、最近のファッションECの状況を見るとアマゾンが物凄い勢いでファッションECに切り込んで来ているのね。アマゾンのサイトを見ても日に日に充実させている。もちろん旧来のzozoもいるわけで、楽天としてはこの部分の強化は至上命題なはずなんだよ。裏を取るために双方のIRにネンゴロ電話をしたんだけども、双方とも僕と同じ認識。楽天側は旧来の楽天市場ではファッションECにおいて競争力がないと見ていて、楽天ブランドアベニューというサイトを立ち上げ中なのね。ここにスタイライフを融合させてファッションブランドポータルサイトみたいなのを作ろうとしているっぽいんだよ。戦略としては非常に正しいと思うし、スタイライフがここに食い込んだら業績は一気に上向きそう。あと楽天関連で気になるポイントとしてはピンタレストの動向。ここで三木谷も言っているようにファッションECとピンタレストの相性は僕も抜群だと思う。これらを上手く融合させたファッションECの構築がzozoやアマゾンに対抗するための三木谷の戦略なのだと思う。というわけでスタイライフに注目中。
前回から+510くらい。配当でよくわからなくなっちまった。
方針転換して個別株分析話をしていくことにするよ。僕が見落としていることや反論があったらぜひ教えてね。
今日はスタイライフが一時S高。こいつはおもしろい株なんだよね。元々サマンサの子会社だったんだけども、社長がド低脳で業績がずっと低迷。んで、腹に据えかねたサマンサが新社長を投入。そして持ち株の大半を楽天に売却したのね。売却価格はおよそ71000円。そして楽天側は取締役三名をスタイライフ側に送り込んだわけ。状況的にこの送り込まれた三人の役員はスタイライフを立ち直らせて株価を71000円以上にしなければ責任を問われるのは明白。この三人の楽天での役職を見るとそれぞれ新サービス担当、営業担当、財務担当と腰掛けでなく使える奴を召還してるっぽいし、いざとなりゃ我田引水プレイでどうにでもなると予想。このあたりから総合的に考えると下値不安は感じない。
んで、最近のファッションECの状況を見るとアマゾンが物凄い勢いでファッションECに切り込んで来ているのね。アマゾンのサイトを見ても日に日に充実させている。もちろん旧来のzozoもいるわけで、楽天としてはこの部分の強化は至上命題なはずなんだよ。裏を取るために双方のIRにネンゴロ電話をしたんだけども、双方とも僕と同じ認識。楽天側は旧来の楽天市場ではファッションECにおいて競争力がないと見ていて、楽天ブランドアベニューというサイトを立ち上げ中なのね。ここにスタイライフを融合させてファッションブランドポータルサイトみたいなのを作ろうとしているっぽいんだよ。戦略としては非常に正しいと思うし、スタイライフがここに食い込んだら業績は一気に上向きそう。あと楽天関連で気になるポイントとしてはピンタレストの動向。ここで三木谷も言っているようにファッションECとピンタレストの相性は僕も抜群だと思う。これらを上手く融合させたファッションECの構築がzozoやアマゾンに対抗するための三木谷の戦略なのだと思う。というわけでスタイライフに注目中。
前回から+510くらい。配当でよくわからなくなっちまった。
2012年07月01日
一休さんについて
今日の鈴木福君主役の一休さんをみんな見たよね。いやぁ、良かった。アニメ一休さんの良い部分をちゃんと抽出していたと思う。シリーズ化希望だわ。
アニメ一休さんは誰でも一度は見たことのあるアニメだと思うのだけども、ちゃんと見たことがある人はあまりいないと思う。僕も子供の頃再放送で何度か見ていたのだけども、ちゃんとは見ていなかった。でも子供ながらに見るたびにモヤモヤした気持ちになっていたのは覚えていた。そして高校生のときにたまたまサンテレビで一休さんの再放送の第一話を放送していて、そこから全話ビデオに取って見たんだよね。
なぜそんなにも一休さんにのめり込んだかと言うと、一休さんってまったく子供に媚びたアニメじゃないんだよ。子供を一切見くびっていない。そういうアニメを作った制作者側の意気に感銘を受けたんだよね。子供を舐めていないことを象徴するのが一休さんが琵琶湖で入水自殺しようとする話なの。子供向けアニメで主人公が入水自殺しようとするとかあり得ないでしょ。でもやるんだよ。一休さんはそこを描くんだよ。その自殺しようする理由も奮ってて、「とんちでは究極的に人を救えない」って悩み苦しんで入水自殺しようとする。途中で空に仏様が出て来て自殺を思い留めるよう諭して未遂に終わるんだけども、そこからの一休さんは世の中のどうにもならないことに対してとんちで真正面から向き合い出すんだよね。どうにもならないことに対してどういう態度を取るかでその人間の枠組みみたいなものが規定されるんだと僕は思っているのだけども、一休さんは世の中の死病貧といったどうにもならないことに対してとんちでもって向き合い出すんだよ。この部分なんだよ。この部分が一休さんというアニメの凄いところなんだよな。子供に媚びない。子供を見くびらない。子供は未熟だからすべては伝わらないかも知れない。でも残滓は消えない。それで十分なんだよ。素晴らしい。
今回の福君の一休さんにもそういうエッセンスがあったんで、ちゃんと一休さんイズムをわかっている人間が脚本を書いているというのがわかってうれしくなっちゃってこの需要ゼロの文章を書いているよ。ちなみにビデオソフト化されているアニメ一休さんは全然ダメなんで見る価値ゼロです。いわゆるファースト一休さんは世の中のどうしようもなさと向き合うがゆえに、キチガイ、めくら、せむし、乞食などなど放送禁止用語のオンパレードなわけ。そういうガチンコエピソードは全部葬られてるのよ。一休さん末期に水増し要因として重用されていた「どちて坊や」や「やんちゃ姫」ばかりでほとんどスラップスティック化しちゃってる。今回のドラマをきっかけに無修正版ファースト一休さんをもう一度見られるようになれば良いなと心から願うばかりだよ。
アニメ一休さんは誰でも一度は見たことのあるアニメだと思うのだけども、ちゃんと見たことがある人はあまりいないと思う。僕も子供の頃再放送で何度か見ていたのだけども、ちゃんとは見ていなかった。でも子供ながらに見るたびにモヤモヤした気持ちになっていたのは覚えていた。そして高校生のときにたまたまサンテレビで一休さんの再放送の第一話を放送していて、そこから全話ビデオに取って見たんだよね。
なぜそんなにも一休さんにのめり込んだかと言うと、一休さんってまったく子供に媚びたアニメじゃないんだよ。子供を一切見くびっていない。そういうアニメを作った制作者側の意気に感銘を受けたんだよね。子供を舐めていないことを象徴するのが一休さんが琵琶湖で入水自殺しようとする話なの。子供向けアニメで主人公が入水自殺しようとするとかあり得ないでしょ。でもやるんだよ。一休さんはそこを描くんだよ。その自殺しようする理由も奮ってて、「とんちでは究極的に人を救えない」って悩み苦しんで入水自殺しようとする。途中で空に仏様が出て来て自殺を思い留めるよう諭して未遂に終わるんだけども、そこからの一休さんは世の中のどうにもならないことに対してとんちで真正面から向き合い出すんだよね。どうにもならないことに対してどういう態度を取るかでその人間の枠組みみたいなものが規定されるんだと僕は思っているのだけども、一休さんは世の中の死病貧といったどうにもならないことに対してとんちでもって向き合い出すんだよ。この部分なんだよ。この部分が一休さんというアニメの凄いところなんだよな。子供に媚びない。子供を見くびらない。子供は未熟だからすべては伝わらないかも知れない。でも残滓は消えない。それで十分なんだよ。素晴らしい。
今回の福君の一休さんにもそういうエッセンスがあったんで、ちゃんと一休さんイズムをわかっている人間が脚本を書いているというのがわかってうれしくなっちゃってこの需要ゼロの文章を書いているよ。ちなみにビデオソフト化されているアニメ一休さんは全然ダメなんで見る価値ゼロです。いわゆるファースト一休さんは世の中のどうしようもなさと向き合うがゆえに、キチガイ、めくら、せむし、乞食などなど放送禁止用語のオンパレードなわけ。そういうガチンコエピソードは全部葬られてるのよ。一休さん末期に水増し要因として重用されていた「どちて坊や」や「やんちゃ姫」ばかりでほとんどスラップスティック化しちゃってる。今回のドラマをきっかけに無修正版ファースト一休さんをもう一度見られるようになれば良いなと心から願うばかりだよ。