山のショベルカー

指数的には下がっているわけなんだけれども、全然弱い感じがしないんだよな。未来のない株と有望な株の入れ替わりが秩序立って起きているだけの気がする。そして一部の未来のない株には下げ止まり感も出て来てしまっているんだよな。ショートを振ることができる銘柄がどんどんなくなりつつある。10年債が怖い水準まで買われているのは気がかりなんだけれども、今日で一旦ほとんどのショートを両建て。コマツだけは売りっぱで続行。今日のコマツはなんだったんだろうな。割れそうになるたびに追加で売り増ししたんだけども、全部跳ね返された。かといってリバウンドはしないしな。コツコツと損切りを何度もさせられちゃったわ。今日は日立建機と値動きが違い過ぎだった。

建設機械のコモディティー化ってどんなもんなんだろうね。中国の三一重工とコマツの時価総額が並んだってニュースになってて、主要部品は日本製で技術差はまだまだあるから問題無いとかコマツの社長は言ってたけど、体力勝負の価格競争に持ち込まれたら泥沼モードでみんな仲良く儲からなくなりそうだよな。

それで思い出したんだけども、子供の頃に山とかに行くとなんでこんなところにって場所にショベルカーがぽつんと置いてあったりすることが多くなかったですかね。子供ながらにいつも疑問だったんだよな。今でもときどき見かけるよね。山の中のぽつんとしたショベルカー。あれは一体なんなんだろう。


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魅力

今日は外需がやたら弱くて、内需がやたら強いという展開。僕の小型内需にも早く降りてきてくれないものかな。新しい時代にぴったりの株を仕込んでいるつもりなんだけれどもね。一方、未来のない外需株は無限に売られていた。場中にちょこちょこ空売りしたんだけども、あんまり儲からずに撤退。引けで少し売りポジを積み増ししてみた。でも、まだ暴落うんぬんの気配は感じないけどな。

僕はiPhone5発売で部品株が物色されるんじゃないかとか狙っていたんだけども、まったくその気配はないね。「ものつくり」とかピーピー言ってるけどさ、お前ら結局アップルの下請けでしかないだろってことなんだろうな。所詮、日本の部品メーカーなんざ平野綾が使う意味での「ライフライン」なんだろね。

山口組の6代目のインタビューは最高だったね。端的に物凄く能力値の高い人なんだと思う。受け答えを読むだけでも鳩山や管とは比べものにならんよね。構成員8.5万人のトップよりも12000万人のトップの方が圧倒的にヘボイというのは悲しいよな。あと、今回暴力団排除条例が施行されたわけだけども、もし遠藤誠先生が生きていたらどうなっていたかだよな。僕はいわゆる人権派弁護士の中で遠藤誠先生だけは尊敬してて（株を始め出した遠因も遠藤誠先生にある）、遠藤誠という人間の持つわけのわからなさみたいなものが凄く好きなんだよな。人間の持つ可能性みたいなものを感じるんだよね。狂人だとも思うけれども。2chの当該まとめスレなんかを読むとさ、幼児的善悪論を真顔で言ってる奴が多いけれども、そんなの超くだらないわ。オスカー・ワイルドも言ってるけれども、「人間を善人だの悪人だのと区別することはくだらない。人間というのは魅力があるか、さもなくば退屈であるかのどちらかだ。」　本当にこの通りだと思う。僕には遠藤誠も6代目も同じように魅力的に映るのだ。


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