ブログ ぱりてきさすのトレード日記

2024年08月30日

植田ショック

コロナショックのときにどんな立ち回りをしたかとか結構忘れちゃってて、それはそれで良くないな。ちょっともったいないなということで備忘録的に大きな出来事があったときにときどき更新しようかなと。

7月からもう円安は限界にきていると感じていたので、それまで主力で持ってた防衛系や造船系やSBGなんかをどんどん利食いして、円高内需系にポジションをシフトしていたんだけど、なまじポジションシフトが上手く行っていたもんだから、円高来てもへっちゃらだしヘッジはしなくていいやなんて考えていたところに植田ショック到来したんだよね。木曜日は収支トントンでやっぱこっからは円高内需でしょ。うへへ。とか思っていたんだけど金曜日に-20億。月曜日にさらに-40億でちゃんと植田ショックを喰らってしまうという。相場と取っ組み合いをしていると、いつまで経っても足裏以外に泥がつくんだなとしみじみ思いました。でもこれ一番の戦犯は月曜朝に日経に出てた日銀関係者のどんどん金利上げまっせコメントなんじゃないかと思うわ。普通金曜あんだけ相場が疑心暗鬼になっているんだから火消ししないといけないでしょ。火に油そそいでんだもん。火曜に副総裁が慌てて火消しをしていたけれども、立ち振舞いがグズグズすぎるわ。でもリーマンショックのときもこういうマーケットとのコミュニケーション齟齬で火に油を注ぐみたいなこと何度もしてたよね。当事者たちの感度の低さってどうしようもないから今後もこういう無意味な爆下げは起こると思う。火の用心。

そこからリバウンド局面に入るわけだけども、円高内需系はリバが弱いだろうと円高内需を外しながら新興グロースをたくさん買った。コロナのときにも異常な安値でたくさん仕込んだ株が今のポトフォの中核に育ってくれているので、今回の植田ショックの暴落で仕込んだ株たちもいずれそうなってくれるんじゃないかと思ってる。新NISA元年の今回の暴落で信用取引の恐ろしさを身を以て体験した人も多いと思うけれども、僕はほとんどの人にとって信用取引は有害だと思う。SNSなんかで信用で倍速大儲けしましたみたいな連中は全部無視して良いと思うんだよな。信用取引に手を出すなら、少なくともこの部分に関しては誰にも負けないみたいなエッジを作れてからじゃないかな。信用取引をむやみに推奨するやつにはツバ吐きつけましょう。あとこういうショック局面でのこのこ出てきて日本はもうおしまいだみたいなネガティブ説教始める奴も超有害よね。こういうショック局面こそ「未来は明るいし、きっと攻略できる」と心の中で反芻するのが大事だと思う。心が折れたら理屈も折れるから。

このあいだ暇なときに自分の過去の記事やツイートなんか振り返ったんだけども、いろいろあーだこーだ言ってるわけです。株は宇宙論だの大衆オカン理論だの中山秀征理論だのね。でも自分でいうのもなんだけれども古舘投資法ってもしかしたら不朽なんじゃないかと思ってる。今回の暴落でもコロナでもリーマンでも全部機能してるわけです。永久や不朽に対する憧れをずっと持ちながら株式投資をしてきたけれども、古舘投資法の輝きはまったく色褪せていない。現物オンリー投資と古舘投資法の組み合わせは人生もお金も豊かにするんじゃないかと本気で思う。



8月+13億
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2018年11月27日

ミラクルテンバーガー

こんにちは。味覚の頂点、絶対味覚のギフテッドぱりてきです。なんと今回ハンバーガーをプロデュースすることになりました。その名も「ミラクルテンバーガー」。名前の由来は株っ子には説明不要だよね。ハンバーガーとテンバガーをかけた肉いグルメバーガーだよ。これを食べると持ち株がテンバガーしちゃうかもということで、歌舞伎町のショーグンバーガーで12月1日から年内限定で発売されるのでぜひ食べてみてね。バンズは店内で一つづつ焼き上げ、肉は和牛の生肉をミンチという本格派。さらにフォアグラと富山のプレミアムきのこ極鮮しいたけをトリュフオイルで焼き上げてるよ。手間かかってます。なので土日のランチ繁忙時間帯ではミラクルテンバーガーが提供できないことがあるので要注意。平日が狙い目です。あと、ここだけの話、注文時に「株うまくなりたい!」というとミラクルテンバーガーが2000円から100円引きになるよ。羞恥心を換金する大チャンスだね。名にし負う絶対味覚とやらを君もシェアしちゃおう。


https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13227776/


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2017年12月29日

2017年まとめ

2017年もいろいろあったけれども皆様お疲れ様でした。年々時代の変化が加速していてそれをキャッチアップするためにてんやわんやになっているのだけれども、最近よく感じるのは人々のマインドが着実に変わってきているということ。人力車でも最初のひと押しが一番重いものだけれども、その一番重いところは超えた感じがすごくする。前向きに物事を考えている人たちの心の連鎖が始まっている気がするんだよね。心の連鎖が景気を形作ると思っているのですごく良い兆候なんじゃないかな。バブル崩壊の轍に嵌って身動き取れなくなってた車輪がついに抜けたんだと思う。2018年は今年以上に転がる年になれば良いね。

株に関して言うと地合いが良かったものだから取りこぼしが目立ってばかりだった。外食祭りとかまったく乗れてないし、後から振り返ればそりゃそうだよな案件がゴロゴロしていて心苦しい。リアルタイムで気づくことの難しさってないよね。でも世の中の変化が加速しているからこそ、その変化を取り込める会社をきっちり取るという基本戦略は概ね上手く行ったと思う。ただパフォーマンスはもっと出したかった。流動性うんぬんで言い訳するのは簡単だけども、不遜な目標を掲げている以上、流動性くらい超越できなきゃいけない。いろんな縛りがあって本当に大変なんだけれどもね。

今年と言えば暗号通貨に触れないわけにはいかないわけだけれども、僕はゴールデンウィークの頃に結構仕込んでたんだけどすぐに売っちゃったんだよね。こんなのド下手糞の極みだし引かれ者の小唄と思って聞いて欲しいんだけど、やっぱり国家の持つ通貨発行権と徴税権を脅かす暗号通貨は長続きしないと思う。日本はともかくアメリカのベスト&ブライテストたちがそんなの許すわけがないと思うんだよな。いざとなったら核だって使ってくるでしょ。でもブロックチェーンの有用性は明白なので国家のポチコインと犯罪者御用達の匿名性の高い狂犬コインに二極化していくんじゃないかな。そういうことを踏まえていろいろ考えております。そういえばこの間メタップスの佐藤さんとホリエモンの対談を見たんだけど、ホリエモンが規制とかやばくないのって話を振ったら佐藤さんが全然そんなの余裕っしょみたいな感じで時代が一周したのだなと感慨深かったよ。

あと世の中にビットコインとかで大儲けした人たちがめちゃ溢れている状況で、例えば職場や同級生なんかにもビットコイン長者とか探せばいるわけでしょ。そういう成金が可視化できる状況になったときにミニマムライフにいいねしてた人たちがどうなるのかがすごく興味がある。メンタルが暗黒面に落ちてダースベイダー化したり血中アニマル濃度が上がって無茶しちゃう人たちがすごく増えるんじゃないかな。人類の文明と科学は発展してるけど人間の内面はまったく進化してないからね。史記とか読んでも嫉妬で狂う話ばかりで現代と何も変わらない。良い意味でアグレッシブな人が増えたら時代が加速しそうだけれども。

お待ちかねの今年買って良かったグッズの発表だけども、今年買って良かったものはヨガポールです。こいつを背中に縦においてその上に寝ると背骨がパッキーンって割れて超気持ち良いんだよ。背骨って前後には自力で曲げられるけど左右には曲げられないでしょ。こいつの上で寝るだけで背骨がパッキーンだよ。パソコンに向かっているとどうしても前かがみになったり無理な姿勢で疲れたりするけれども、一日一回パッキーンとリフレッシュすると良いよ。値段も安いし費用対効果抜群。卍の卍におすすめ。買うしかない。



2017年収支 +118.4%


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2017年06月16日

海と夕焼

このブログのコメント欄は承認制にしているんだけども、前回のブログには実は結構なコメントが来ていて、やれ〇〇は〇〇ですよね!みたいな怒りのお便りがたくさん届いていたんだけども、申し訳ないけれどもすべて非承認にさせて頂きました。気持ちはわかるんだけども自分のブログのコメント欄がサラエボや盧溝橋になったらめんどくさいので。でもね、その怒りの気持ちは大切にした方がいいよ。怒りを原資に株立て伏せに励めばきっと株マッチョになれる。僕の株筋肉はすべてそれでできているから。金持ちになりたいでは到底届かない、あの野郎ぶっ殺すでしか届かない世界があるから。僕はそれを知っているから。こんな大切なことを大人たちは秘密にしているけれども。

さて、最近バブってますよね。常識の上限感で推移していると思うし、普通に考えれば上値は厳しいのだけれども、僕はどうしても非常識の始まりを期待しちゃうんだよね。物の本なんかでかつてのバブルについて学んだりしていると、どうしてもバブルと対峙したい。バブルを御したいって気持ちがふつふつと沸いて、それがバイアスになっているのはわかるのだけども堪えきれない。ときどきなんでまだ株やっているのか自問自答するんだけども、やっぱりバブルを手篭めにしなけりゃ終われないってのが大きいと思う。こんなの完全にバイアスだし、影響を受けるとろくなことないし、自分自身何度も裏切られて来ているんだけども、バブルが海を分かつのをずっと待ってるんだよな。

最近ほうぼうでディスられてるVALUだけど、僕は素晴らしい取り組みだと思う。永続はしないと思うし、上場して人殺して株価釣り上げようとする奴とか出てきちゃうだろうけど、取り組みとしてはかなり面白いんじゃないかな。本人はVALUやりたがってないみたいだけど、キングコング西野とかが上場したらとりあえず僕は買おうかなと思ってます。




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2017年02月23日

最近目に余る下品な買い煽りについて

一年ぶりの記事に嫌事書くのもなんなんですが、最近市場もポカポカしてきたからなのか下品な買い煽りが市場を席巻してて目も当てられない。フォロワーの換金化が進んでますよね。法的にもチキンレースだと思うんですけどどうなんですかね。「わしもう金もなければ能力もないんで買い煽りでギリギリのとこで儲けるしかありまへんねん」みたいな開き直りがあればお好きにどうぞみたいにも思うんだけど、奴ら粉飾した御託を並べるでしょ。そこがいらつくんだよな。あとここでも中山秀征理論あるよね。これは中山秀征はおもんないってディスってた松っちゃんがやがて中山秀征よりも中山秀征で笑ういいともの客にブチ切れだす流れのことなんだけど、ほんとクソよりもクソにたかるハエのほうにムカつきの矛先が移りだしてきたわ。あとこういうこと言うとさ、それも含めての市場だからみたいなこと言う奴も必ず出てくるんだけど、それも含めた市場で存分に勝たせていただいていますのでお説教とか間に合ってます。勝つことは勝ち続けることだってことでやってきて、ありがたいことにどうにか勝ち続けてこられたんで、その先にある美しく勝つということを目標に僕は精進して行きたいなと思っております。

さて、閑話休題。みなさんお待ちかねの2016年買ってよかったものを紹介をして行きますよ。まずはこれ ELECOM ブルーライト対策眼鏡


昔はJINSのヘビーユーズブルーライトカットメガネを使っていたんだけど、圧倒的にこっちのメガネのほうが良いよ。JINSのは38%カットだったんだけどエレコムのは65%カット。これね本当に目が疲れなくなるよ。なんつーか、部屋の壁紙を何時間見てても目は疲れないでしょ。このメガネをかけてるとモニターが部屋の壁紙と同じになるから。壁紙メガネだから。壁紙感味わいたいならもう買うしかないよね。JINSも60%バージョン出しているんだけど、こっちの方が圧倒的に軽くて視野も広くて長時間使用に向いているんでエレコム一択。つかね、専業でパソコン一日中見てるってのにこのメガネにたどり着いていないとか周回遅れの情弱鈍亀なんだから自分の頭で考えることを辞めて今すぐこのメガネ買っとけよ。

次は新型ビタミンC 


いままでのビタミンCは体に吸収されない分は2時間ほどですぐに排出されてしまっていたのだけども、この新型ビタミンCは体に長くとどまってゆっくり吸収されるというすぐれもの。流しそうめん型ビタミンCの世界から回転寿司型ビタミンCの世界へようこそ。ビタミンCはシミにも免疫にも効果があるので今すぐ買うしかない。エビデンスが気になるとか言うナイーブなゴチャ蝿の皆さんにはこの新型ビタミンCを買って飲まないことをオススメします。飲まなければ絶対に安心安全。わずか3000円で絶対の安心安全が手に入れられるなんてお安くないですか?今すぐ買うしかない。

今回は以上二点のご紹介。ときどきぱりてきのアフィは踏みたくないとか言ってアフィを踏まずに商品を買っている人がいるけど、それだけは絶対にやめたほうがいいよ。地獄に落ちるから。またね。


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2016年01月24日

DNAがん検査に行った話

週末に風邪で体調崩していて、じっくり寝たらようやく良くなったもんだから、ブログチェックでもしよかとツール立ち上げたら未読2500とかなっててさ、どいつもこいつもちょっと相場が反転したからってウキウキでブログ更新してんじゃねーよ。スパイする側の身にもなれよと憤りながら1年以上ぶりの更新をのこのことしますね。

年末にfreeDNA濃度検査ってのをやったのね。僕もよくわかってないんだけど、これは血液中の遊離したDNAの濃度で体の中にがんがあるかどうかを調べるものらしい。仕組みとしてはがんがあると細胞が壊れるらしくて、その壊れた細胞の中のDNAが血液中に流れ出るらしくて、その流れたDNAの濃度を調べることによってがんがあるかどうかを判断するものらしい。らしいらしいうるさいんだけどそうらしい。値段は15000円。んでさ、こないだ結果を聞きに行ったら、アウトゾーンが25ポイントなんだけれども、僕は23だったのね。おお、セフセフとか思ったんだけど、担当の女医いわく普通の人は0とかなんですよとか言うのよ。がっつりビビらせてくるのよ。生活習慣を改善しましょうとか言うんだけど、がんがあったら生活習慣もクソもないだろとかぷるぷるで話を聞いてたんだよね。

んでまぁどうしたかっていうとfreeDNA濃度検査の上位互換にマイクロアレイがん検査ってのがあって、こいつはがんがどの消化器にあるのかを特定できる血液検査なのね。値段は10万円。もうさ、そりゃその場でしてきましたよ。その結果はまだ出てないんだけどさ、こういうDNAがん検査の信頼度ってどれくらいのものなんかなと。ネットで調べてみるもまだまだ出てきたばかりの技術だからなのか、肯定派もディス派も全然見つからなくて、じゃあ泡沫なのかっていうとそうでもないみたいなんだよ。でも、僕が調べた感じではマイクロアレイの方は結構ちゃんとしてるっぽいんだよね。

このブログの読者諸兄におかれましてはうなるほどお金をお持ちの方が多いように見受けられますので、我が国の科学の進歩と調和のために一肌脱いで人柱となるのはいかがでしょうか。検討を祈る。



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2014年12月27日

今年買ってよかったものランキング 2014年版

みなさまお久しぶりです。忘れちゃいけません。年末といえばこの企画。今年買ってよかったものランキングの発表ですよ。

第三位 フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン




一時はぱりてきショップの代名詞にもなったドルツですが、音波歯ブラシのドルツは粗大ごみなんですよね(ドルツ・ジェットウォッシャーは不朽の名品)。音波歯ブラシはフィリップス一択だよ。まずパワーが違う。海外製だけあってドルツの3倍くらいパワフルなのよ。歯がつるつるになって超気持ちいいよ。一度このパワーを味わうとドルツが貧弱に感じて磨いてる気がしないんだよね。欠点としてはパワフルすぎて飛沫が飛びやすいこと。だから僕はお風呂で磨いているよ。今だとamazonタイムセール中だから普段よりも安く買えちゃうからね。光の速さで買うべし。




第二位 ルンバ



なんでもっと早く買ってなかったのかと後悔したのがこのルンバ。家がフローリングの人はノータイムで買うしかないよ。出かけている間に部屋がピカピカになっちゃうからね。ルンバには何個かグレードがあるけれども、一番安いので良いと思う。高位機種はスケジュール管理とかができるんだけども、正直そんな機能使わないから。気に入った色の中で安いルンバを買えば良いと思うよ。あとルンバを使う副次的効果として、床にモノを置かなくなって部屋がいつも片付いた状態になるというのもあるよ。これ結構デカイ。




第一位 オーダーメイドまくら

なんと第一位はアフィなしですよ。僕の誠意と誠実さがこんなところでも見え隠れしちゃうよね。あのね、百貨店の寝具売り場なんかに行くと、いまオーダーメイドでまくらが作れちゃうのね。首の裏にへんてこな定規をあてられて首の高さを測ったりしながら自分だけの最適なまくらがつくれちゃうのだ。素材も自由自在で首の部分はそばがら、頭の部分はパイプ、両サイドはひのきだのなんだの全部選べちゃう。これで2万円前後なんだから飛びつくしかないよ。僕はオーダーメイドまくらにしてから睡眠の量的質的大緩和が起きたからね。クオリティ・オブ・ライフにバズーカ発射ですよ。みなさん今すぐ全乗っかりで全部買っちゃいましょう!




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2014年06月09日

W杯TOTO買ったよ!


じゃーん! 1600円分買いました!みんなもやりませんか?



プ 対戦カード くじ
結果 投票内容
開催日 ホーム 試合結果 アウェイ (1) (0) (2)
W 06/15 イング - イタリ 1 0
W 06/15 コート - 日本 2
W 06/17 ドイツ - ポルト 1
W 06/19 オース - オラン 0 2
W 06/19 スペイ - チリ 1
W 06/15 コロン - ギリシ 1 0
W 06/16 アルゼ - ボスニ 1
W 06/17 ガーナ - 米国 1 0
W 06/18 ブラジ - メキシ 1
W 06/18 ロシア - 韓国 1
W 06/15 ウルグ - コスタ 0 2
W 06/16 スイス - エクア 2
W 06/16 フラン - ホンジ 0
同一予想購入口数 × 1


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2014年02月27日

プロおしゃれについて

お久しぶりです。ぱりてきでございます。積もる話はあるんですが、今日の出来事をば。

個人投資家なんかは手数料自由化が起きた15年前から全世界を相手に一人で戦争ができるんだけれども、昨日LINEがスタンプを開放するっていうんで、絵描きにも全世界を相手に戦争を仕掛けるチャンスが生まれたわけなのよ。こりゃめでたいと。そしてこれからどんどんこういう時代になっていくなと。じゃあ他になにがあるかってことを布団の中で考えながらうんうん呻吟していたわけ。そんでみつけたわけよ。それはzozoのwearだと。このアプリはおしゃれさんが自分のコーディネートを紹介するアプリなんだけれども、ここにアフィリエイトを組み込めばおしゃれさんがおしゃれであることだけで全世界を相手に戦争ができてうまくいけば大儲けできてしまうじゃないかと。一応wearは調べていたんだけれども、アフィが組み込まれているかどうかがあやふやだったもんで、ネットで調べたんだけれども見つからない。どこにも書いてないわけ。仕方ないからIRに電話で聞いたのよね。これアフィもちろん組み込んでるんですよねって。そしたら組み込んでないし、今後も組み込む予定はないんだって。なにそれ。水没レベルで湿気たわ。

今までのおしゃれって趣味でしかなかったわけだけども、wear次第ではプロおしゃれという職業が新しく生まれるわけなのよ。腕に自信のあるおしゃれさんたちによるM1みたいなノリのおしゃれ天下一武道会でもF1グランプリでもなんでもいいけど、おしゃれNO1決定戦みたいなものをでっち上げてカリスマおしゃれさんが一晩で誕生したりしたらさ、すごく盛り上がって参加者とオーディエンスがぐるぐるになっておしゃれの最前線はwearにある感が出てくれば天下取れる風味があるんじゃないのって話をIRのお姉ちゃんに熱弁したんだけども、そしたら意外に反応が良かったもんだから、おたくの前澤社長に今すぐ無精髭を剃らせてチクチクしないようにしてからファンコミュの社長のケツを舐めるように言ってくださいって言ったら即電話切られたわ。この話後半嘘。


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2013年12月02日

ミクシィについて

ミクシィに興味をもったのは社長が交代してから。創業社長の笠原がようやくケツを割って社長交代。この時点でミクシィって完全オワコンモードで誰もログインしてないような状況だったわけ。これっておもしろいなと。目線が下がりまくってる状態だし、ダメ元で一発なんかあたれば一気に吹っ飛びそうだなと。よく見るとミクシィは上場で手に入れた現金にまったく手を付けていないし、やれることはまだまだあるんじゃないかと。休眠アカウントだって、今は他サービスのログイン認証に活用できるでしょ。例えばzozoのサービスなんかはヤフーのアカウントやミクシィのアカウントで代理ログインができてしまうのね。ネットサービスでアカウントを作らせるまでってそこそこハードルが高いわけで、ミクシィの膨大な休眠アカウントって資産なんじゃないかなとか妄想してたわけなのよ。当時のミクシィの時価総額って200億くらいで現金が100億くらいあって、それでここまでオワコンって言われてて黒字ならどうにかなるだろってそろばんを弾いていたわけです。

そしたら、超絶糞決算に赤字転落がきちゃったのね。正直これは詰んだんじゃないか。生き埋め即身仏モードなんじゃないかとガクガクしていたんだけども、赤字発表の翌日は寄り底反転で命拾いしたんだよね。そこからしばらくはなにもなかったんだけど、こっそりリリースされたのが噂のモンスターストライクなんだよね。

このモンスト僕は即ダウロして遊んでみたんだけど、正直良く出来ているのね。なんというか、パズドラとケリ姫スイーツとモンスターハンターの良いとこ取りみたいなゲームなわけ。もしかしたら流行るんじゃねと直感で思ったんだけども、ランキングとか見ても全然盛り上がってないわけ。でもそこからじわじわ人気化しだして、最上もがってアイドルがカタリストになって少しだけブームに。相場が膠着してる中だったので短期マネーが集まって吹き上がってどうにか利食いできたよ。ごちそうさま!

みくしー.jpg

最近のおすすめグッズはコンクールF。これのamazonの評価を見てみて。みんな大絶賛でしょ。口に含むと口の中にそよ風が吹くよ。夜眠る前にこいつですすぐと朝起きたときまでずっとスッキリしてる。リステリンみたいにヒーハーにならないから、この手の商品が苦手な人にもおすすめだよ。ぜひどうぞ!



posted by ぱりてきさす at 14:11| Comment(9) | TrackBack(0) | デイトレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月09日

パリ、テキサス、ピョンヤン 第4話

パリ、テキサス、ピョンヤン 第1話
パリ、テキサス、ピョンヤン 第2話
パリ、テキサス、ピョンヤン 第3話


レストランの入口は狭く、案の定真っ暗だった。ちょうど「皿」の字のような構造になっており、通りに対して直角にテーブルが並べられている。中に入ると先発バス組はすでに食事を始めていた。僕は適当に空いているテーブルに座った。大きなテーブルには細工が施されていて、なかなか高そうなのだが、テーブルクロスはビニール製で安っぽい。そのうえタバコの焦げ痕が痛々しく散らばっていた。中央には燭台があり、ホワイトアスパラ大のろうそくが備え付けられていた。女の給仕たちは僕たちの到着を待ちわびていたかのようで、マッチ片手にそれぞれのろうそくに手早く着火してゆく。暗かった部屋の半分にようやく明かりが点った。

僕のテーブルには後から、くたびれたおっさんと高校生くらいの娘を連れた母子がやってきた。二組は面識がないようで、互いに会釈しながら席に着いた。くたびれたおっさんはねずみ色のスーツに紐ネクタイをしめていて、オシャレのつもりなのだろう、ヴィーナスの横顔柄のネクタイ留めをしていた。風采はパッとせず、どこかの学校の教師のような出で立ちだ。僕の勘だが、もしかしたら本当に教師なのかも知れない。母子の方はことあるごとに二人でひそひそ話をしており、なんだか感じが悪い。顔は瓜二つで、娘の髪にパーマを当てて老けさせたならそのまま母親の顔になるかのようだ。給仕たちがビールをテーブルに運び出した。娘の前には烏龍茶が用意されている。金男と金女が挨拶とともに乾杯の音頭を取った。

北朝鮮製のビールの味だが、僕にはよくわからなかった。周りの人たちの意見を聞くとそこそこイケるらしい。だけども皆、ビールの温度には不平を言っている。確かにぬるいのだ。ビール瓶からはすでに汗が噴き出している。次々と料理が運ばれてきた。ナムルやキムチなどの朝鮮料理だ。味付けはマイルドで日本人の僕の口にも合ったが、さりとて特筆すべきものでもなかった。この後、様々な朝鮮料理を各地で食べるのだが、それらは本当に美味だった。なので、僕のこのレストランでの食事の印象は極めて希薄になっている

食事も峠を過ぎて後はデザートが運ばれてくるかどうかという頃合いになっていた。僕の目の前のおっさんは手酌でビールをガバガバと飲んでいる。すでに4本目だ。顔も赤らけて、目は座りだしている。そしてめんどくさくなりそうオーラを目一杯に放ちだしている。僕は子供の頃、そこそこのマッドシティで暮らしていたが、一度もカツアゲに遭ったことはない。危険察知能力が高いのだ。だからこそわかる。いま目の前にいるこのおっさんは極めて危険だ。僕はすかさずビール瓶の朝鮮語で書かれたラベルを読むふりをしだして牽制した。僕に話しかけるなという結界を張ったのだ。おっさんに僕の結界は破れない。標的を娘一本に絞ったのだろう。さっきからそわそわと娘の様子を確認している。おっさんは母親とのひそひそ話の間隙を突いた。群れから遅れたガゼルに飛びかかるライオンのようだ。

「君は学生のようだが、なんのために勉強しているのかな?」

ほら、始まったぞ。親戚の集まりとかにこういうおっさんっているんだよな。関わると損しかしないめんどくさいおっさんが。娘よ。悪かったな。僕が結界を張ったばかりに君を犠牲にしてしまって。大丈夫だよ。せめてもの情けだ。僕はこうしていましばらくラベルを読んでいるふりをしようじゃないか。聞こえていないふりをしよう。その間に目一杯グズグズな対応をしたまえ。なんてことを考えていた次の瞬間だ。

「はい。わたくしはいずれは妻として、やがては母として偉大なる朝鮮民族の血脈を子々孫々に繋ぐべく日々勉強をしているのであります!」(マイルドに要約)

なんと即興で演説をブチ始めたのだ。手に持つビール瓶が滑り落ちそうになる。どういうリアクションを取って良いのか皆目見当がつかない。周りの人間がリアクションできない行動というのは暴力に似ていると思った。なんならこの場で鼻くそをほじくって美味しそうに食べてくれた方がずっとありがたいのだ。おっさんを見ると腕を組みながらうんうんと唸っている。娘はドヤ顔満開だ。母親も娘をトレースしたかのようなドヤ盛りだ。

ああ、ため息とともに僕はこのときすべてを悟ったのだ。ため息には悟るまでに時間がかかりすぎた後悔が溶け出している。僕はいま王化の届かぬ未開の地で狂信的異民族たちに取り囲まれている。北朝鮮に旅行にきていたつもりだったのだが、ソフトな捕虜になりつつあるのだ(日本人拉致が発覚したのはこの三ヶ月後のことである)。これからの行動すべてに本気の判断を下していかないと危ういと僕の危険察知能力が訴えかけてくる。頭の中をいろいろな感情が駆け巡り制御ができない。言葉に紡ごうとすれども、まとまる前にほどけていく。視界もだんだんと狭くなっていくかのようだ。ふとテーブルの上を見遣ると燭台のろうそくは醜く溶け出してしまっている。だが、それでもその炎は闇に抗わんと静かに震えていたのだった。

第二部完 第三部に続く。





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posted by ぱりてきさす at 00:07| Comment(11) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月07日

パリ、テキサス、ピョンヤン 第3話

パリ、テキサス、ピョンヤン 第1話
パリ、テキサス、ピョンヤン 第2話

僕らは二台のバスに分乗してこれからピョンヤン市街のレストランへ向かうという。空港からピョンヤン市街へは40分弱かかるそうだ。バスはなだらかな丘陵地帯を切り開いた緩いカーブが続く道路を100キロ超の猛スピードで疾走する。街灯は相変らず一つもなく、バスのヘッドライトだけが闇を切り裂いていく。周囲を見渡しても人が住んでいる気配はなにもない。そんななかでのことだ。なんと前方に人影が見えた。真っ暗闇の中、男がランニングシャツに短パンを履いてジョギングをしているではないか。先行する一台目のバスが猛スピードで男を追い抜く。すると男はバスは一台だと思い込んだのか、後ろを振り返ることなく道路を横断しようとしだしたのだ。直感的にわかった。この瞬間にもう衝突は避けられなかった。バスはクラクションとともに回避行動を取るが、このスピードではどうしようもない。ちょうど僕の座席横あたりからドンッと大きな音がした。男をはね飛ばしてしまったのだ。

バスはようやく停車した。金男が運転手に朝鮮語でなにやら詰め寄っている。運転手は明らかに動揺している。金女は顔面蒼白だ。しばらく金男と運転手のやりとりが続いたあと、運転手はおもむろに懐中電灯を取り出した。金男と二人で様子を見に行くようだ。金男が僕たちに「このままここで待っていてくだサイ」と言い残すとドアを開けて出て行ってしまった。僕はフロントガラス越しに一部始終を見てしまっているのだが、後部座席のほとんどの人たちはこの事故に気付いていない。たぬきやキツネを轢いたくらいにしか考えていないだろう。人の気配が全くないこんな場所をジョギングしている男がいるだなんて普通は思わない。僕はバスの通路沿いに事故現場の様子を窺ってみたが、真っ暗闇でなにもわからなかった。どれほど時間が過ぎただろうか。窓ガラスには小さな蛾が光に吸い寄せられて貼り付きだしている。金男と運転手が二人だけで戻ってきた。僕は怪我をしたであろう男を抱えて連れてくるものだと思っていた。病院に運ぶのだとばかり思っていた。なんと二人だけで帰ってきたのだ。金男はおもむろに僕たちの方に振り返ると「ハイ、ダイジョウブデース」と軽く言い放って席に着こうとした。そのとき僕と目があった。思わず目を逸らしてしまった。運転手は遅れを取り戻すかのようにまたアクセルを踏み込んだ。絶対に「ダイジョウブデース」なわけがないにもかかわらず。

気持ちの整理が終わる間もなく、金男がなにやら自分のカバンからスーパーの袋を取り出してガサゴソとしている。「皆さんこれからパスポートの回収をしマスね」そう言い出すと、僕たちのパスポートを一人ずつ取り上げて行くではないか。手前に座っている僕は一番最初に取り上げられた。「残念なことに我が国と日本は国交がありまセン。パスポートを紛失してしまうと、再発行できないので大変デスね。私たちがきちんと保管しておきマス」とのこと。なるほど。こうやって偽造パスポート作成の原資にするのだろう。さっきの事件のすぐ後だ。僕のこの男たちに対する信用などとうに霧散している。金男はバスの後部まで回収に行き、戻って来た。袋をよく見ると、見慣れたえんじ色や藍色以外のパスポートが大量に含まれている。このときは特に気にも留めなかったのだが、後々どういうことなのかに気付くことになる。

ふと窓を見ると、貼り付いていた小さな蛾たちは吹き飛ばされており、代わりに市街地の風景が広がっていた。コンクリート打ちっ放しの集合住宅がちらほらと見えてきた。バスも初めての交差点で停車する。見ると20代前半の制服を着た女性が真っ暗闇の中を手旗信号で交通整理をしている。この様子だけでもかなり異様なのだが、笛を吹きながら慣れた手つきで往来の自動車をさばいている。この先の交差点のすべてにこの女子挺身信号隊(勝手に命名)が立っており、何人かをやり過ごしたあとに目的地であるレストランに到着した。駐車場には男をはね飛ばさなかったバスがすでに駐車されていた。金男は「少し遅くなりましたが、レストランに到着しまシタ。お待ちどうさまデス」と挨拶をしている。僕は二列目に座っていたこともあり、ドアが開くと同時に飛び出して、バスの自分が座っていた側面に回り込んだ。あの事故の形跡が残っていないか見てみたかったのだ。凹みや血痕がないかを目を凝らして探してみる。だけども真っ暗闇でよく目が見えないのだ。「ギブミー肝油」と小さく何度もつぶやきながら必死に探す。そのときだ。僕の肩に節くれ立った手がかけられた。そして「どうしたんですかパリテキさん。レストランの入り口はそっちではないデスよ」ヤバイ。金男だ。しかも、すでに僕の顔と名前を一致させてやがる。パスポートのときか?名簿の読み上げのときか?いや、今はそんなことはどうでもいい。どうにか誤魔化さなくては。「ああ、いや。キャビネットから荷物を取り出そうと思いまして・・・」 どうだうまく誤魔化せただろ。「何か貴重品デスか?ホテルに着いてからではだめデスか」「ああ、そうですね。ホテルに着いてからでも問題ないです」と続ける。僕はきびすを返すと、金男と目を合わせないようにレストランの入口へと向かった。振り返って金男の様子を窺いたかったのだが、怖くてできなかった。肩には節くれ立った奴の手の感触がまだ残っている。僕は肩掛けカバンのベルトをあてがうことでその感触をもみ消すのだった。






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2013年10月06日

パリ、テキサス、ピョンヤン 第2話

一年半ぶりの北朝鮮話の続きを書いたよ。これいろいろ怖いからあんまり書きたくないんだけども、カレンダーのためだから仕方がないよね。こいつはSQ日やアメリカの休日なんかも載っていて超絶便利だよ。みんなもぱりてきショップで今年もカレンダーを買っちゃおうね!

これが第1話ね。
パリ、テキサス、ピョンヤン 第1話



ボロボロの飛行機は多少揺れながらも無事にロシアの大地に着陸した。アナウンスに従い順番にタラップを降りていく。初夏にしてはひんやりとした風がほほをなでる。その感覚がなんともロシアっぽくてよく覚えている。空港のターミナルへは徒歩での移動だ。荷物を抱えて列をなして移動した。僕らはこの乗ってきた飛行機でピョンヤンまで向かうのだが、ウラジオストックで機体の整備と給油をするらしい。一時間ほどの待機を命じられた。待合室は二階にあり、窓は大きなガラス張りになっている。防風林が見渡す限りに広がり、太陽は色づき始めていた。もうしばらくすると大地に飲み込まれてしまうのだろう。僕は景色を眺めながらぼんやりと時間を殺していた。ときどき壁に備え付けられた日本ではもうあまり見かけないパタパタ式の案内板が狂ったように動きだす。僕は景色に見飽きた後はおもしろがってパタパタをずっと凝視していた。しばらくするとピョンヤン行きの便の再搭乗が始まった。外に出るとさっきよりも気温はぐっと下がっており、駆け込むように飛行機に乗り込んだ。アトピーの女の子はもういない。無事にシベリア鉄道に乗れたのだろうか。白熊に襲われないことを祈るばかりだ。飛行機は相変らずガタガタと音を立てながら北朝鮮目指して飛び立った。

北朝鮮上空に辿り着いたときにはすでに陽は沈んでいた。ピョンヤン空港の誘導灯がちゃんとともっていて安心する。それと同時に空港以外に明かりがまったくないことに不安が募る。飛行機は今回も無事に着陸してくれた。窓から外を眺めると、滑走路の脇に北朝鮮空軍の戦闘機が一列に並べられていた。張りぼてみたいなショボい機体だ。エースコンバットで最初に乗せられる戦闘機よりもショボいんじゃないだろうか。飛行機がターミナルに横付けされると、ライトに照らされている金日成の肖像画が真正面から見えた。テレビでよく見かけるピョンヤン空港のシンボルだ。

僕らはまた徒歩でターミナルまで移動した。北朝鮮の空港職員は軍人がやっているようで、いかめしい軍服を着たいかつい青年たちが僕らのパスポートを手分けしてチェックして行く。一通り手続きが終わると、一同はロビーのようなところに集められて、名簿を読み上げられる形で二班に分けられた。名簿を読んでいた男女が自己紹介を始める。「ようこそ北朝鮮へ。長旅ご苦労さまでした。私はガイドの金と言いマス。隣の彼女も金と言いマス。」二人とも同じ名字でややこしいことこのうえない。この「金男」はおよそ45歳くらいなのだが、肝臓が悪いのか妙に顔が赤黒い。日本語も流暢でキビキビと「金女」に指示を与えている。おそらくベテランガイドなのだろう。顔はサラ金王の杉山会長に似ていた。金女の方は25歳ほどで日本語はやや下手くそだ。色白で肌の質感が良いことから容姿は幾分か底上げされている。まだ新人のようで金男の指示に従うばかりで、自発的な行動は一切していない。金男はこれからの予定を手短かに伝えると、空港外のバス乗り場に引率しだした。

空港を一歩外に出るとなんの明かりもない漆黒の闇夜だ。見渡す限り街灯はどこにもなく、ロビーから漏れ出す明かりだけがアスファルトをデニム色にしていた。バス乗り場に着くと二台の観光バスが横腹の荷物キャビネットを開けて出迎えていた。運転手らしき男が僕らの荷物を手際よく押し込んでいく。僕はバスに最後に乗車した。一番前に座って景色をよく見たいからだ。目論見通りに一番前に座っていると、後から乗ってきた金男が申し訳なさそうに「そこは私たちが座りマス」と言ってきた。仕方なしに一つ後ろの席に移動する。それでもフロントガラス越しに景色がバッチリ見える良席だ。気を良くしていたのだが、後にこのスケベ心が見なくても良い物を僕にまざまざと見せつけてしまうのであった。






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posted by ぱりてきさす at 21:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月24日

ピーピー

参院選は自民が圧勝で共産が躍進とサプライズなしで終わって波乱ゼロだったね。ここからの注目は秋の内閣改造で麻生太郎が飛ばされるかどうかじゃないかな。麻生さんは財務省寄りの発言をガチでなのかブラフでなのかわからないけれども、ずっとしているんだよね。次の内閣改造は安倍総理の本気組閣になるはずなので、その組閣を見れば安倍総理がガチなのかヤオなのかの見分けが付くんじゃないかな。麻生さんは外務大臣あたりが適任な気がするけどね。

しっかし、ワタミの社長って本当に人気がないのね。みんなブラックブラック言ってさ、ワタミの社長をディスるけど、僕はこれからの20年で一番コモディティ化が進むのは「人間」だと思っているんで、ワタミ的ブラックにピーピー言っている人を見ると、こんなの序章でしょって思っちゃうんだよな。別に脅すわけじゃないんだけども、この人間がコモディティ化していく(人間を分け隔ててしまう)社会ってかなり恐ろしい社会で、僕の予想では回避することはかなり厳しいはずなんで、それぞれ自分自身がコモディティ側に落っこちないように対応するしかないと思うんだよね。でもこの変化はかなり大きな変化だから、目端を利かせればいろんなチャンスが転がっているはずなんだよ。少し前の記事にも書いたけどさ、変化に際していかにポールポジションを取るかだと思うよ。

出涸らしの話をすると、僕は去年から人間すらもコモディティ化していくような社会の中で最後までコモディティ化しないものとはなんだろうってずっと考えててさ、一つのアイディアとしてそれは物流だと判断したのね。物流は土地というアナログなところが急所でコモディティウイルスであるインターネットにもロボットにも犯されることもなく、大都市近郊で即日宅配可能な物流拠点は狭い日本では限定されているわけ。その証拠にアベノミクスが始まる前の12年段階から物流拠点だけは賃料がすでに上がりだしていたんだよね。そんなアンチコモディティな物流REITの利回りが6%後半とかジューシー過ぎるだろってことで大量に買ったわけ。それでかなり儲かった。今はもう利食って持ってないけどね。僕は今も別のアイディアで人間がコモディティ化していく社会が福音になるであろう銘柄に投資しているよ。この大きな変化を取るために。ピーピー嘆くのは勝ち取ったあとでもきっと間に合う。


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posted by ぱりてきさす at 22:59| Comment(6) | TrackBack(0) | デイトレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

修羅力

久しぶりに相場の話をば。もうすぐ参院選だけども、これは自民党の圧勝で確定だよね。共産党が比例で伸びて調子こくところまでは既定路線だと思う。んで参院選後、衆参のねじれが解消してなんでもできる状態になるわけだけども、僕は安倍総理は日和らずに一番難易度が高いであろう法人税減税をやると思う。最近の安倍総理の顔つきを見ていると、以前とは別の顔つきになっているんだよね。なんつーか、カチコミに行く晩にサラシをクイクイ巻いているときの鶴田浩二みたいな顔つきになってるんだよな。修羅力の高まりを感じる。あれは覚悟を決めた男の顔だよ。

消費税を上げて法人税を下げるっていうのは政治的に難易度がかなり高いのは間違いないと思うんだよね。貧乏人の味方ヅラして、その実は貧乏人を増やす政策を声高に叫んでいるような一番アホな人たちがピーピー騒ぐじゃん。そういう人たちのお命頂戴するんじゃないかな。法人税減税は外人に一番受けが良い政策であることも間違いないので、法人税減税が具体化しだすとともに相場も次のステージに進むと思う。現状、アメリカと日本は世界の市場の中でラストリゾート化しているわけで、ここら辺の加速感と法人税減税ドライブがどういう形で結びつくかを注視しながら僕はポジ取りをしていく予定だよ。もし法人税減税が到来したなら、ある業種がフューチャー全開になるはずなんだよなぁ。

少し前にツイッターでも騒いでいたけど専業投資家ってクレカの審査に落ちまくるんだよね。だから、これから専業になろうかとか思ってる人はクレカを有職の状態で絶対に作っておいたほうが良いよ。超絶不便だから。でも、こないだREXカードって言うカカクコムが出しているカードは職業欄投資家でも作れたんだよね。このカードは還元率が1.75%の単純キャッシュバックされるんでかなりイケてると思う。僕は公共料金や通信費引き落としを全部こいつにやらせることにしたよ。






posted by ぱりてきさす at 00:46| Comment(5) | TrackBack(0) | デイトレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする